50話 ページ1
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スーパーで材料を買い込み、工藤邸にやってきた。
「荷物、持ってくれてありがとうございます」
『いや、ご馳走になるからこのくらいは…』
立派な屋敷の工藤邸。
こんなところに今は沖矢昴が一人で暮らしているのか。
『他に誰か呼んでるのか？』
「阿笠博士は修理に出した車の様子を見に行くって。灰原は用事があるって」
つまり今日はこの3人か。
と、考えていると、ベリベリッと沖矢さんの顔が剥がれる。
ウィッグをとり、現れたのは赤井秀一。
「ずっと付けていると蒸れるからな」
変声機も外して、黒い帽子を被り、俺の知っている赤井さんの姿だ。
タバコを取り出し、ライターで火をつけて吸い始める。
「…どうした？」
じっと見つめていると、赤井さんが見つめ返してきた。
『いや…』
ふいっと顔を逸らす。
流石人気キャラ。
イケメンだ…！
「そういえば、君は彼と一緒に住んでいるんだったな」
『彼…って、安室さん？』
「ああ。…彼のことは、何か知っているのか？」
『…いや、生憎安室さんの知識はないんだ』
「そうか…。それならいいんだ」
今度は赤井さんに顔を逸らされた。
彼はそのままキッチンに引っ込む。
やっぱり、二人の間に何かあったんだろうか。
「…黒瀬さん、今更言うのもあれだけど、あまり安室さんのこと、信用しない方がいいかも」
彼が胡散臭いのはコナンも感じとっているらしい。
「黒瀬さんが安室さんのことを知っているなら話は別だけど、僕達の敵か味方か、分からないから」
『うん。でも、大丈夫だと思ってる。勘だけどね』
昨日、黒ずくめの組織と繋がっているのではないかと感じとった。
でも、彼の優しさは本物。
「…何かあったら、すぐに教えろよ？」
こそっと、コナンは俺に耳打ちする。
『約束は出来ないな。物語を大きく変えてしまう自体になりかねないから』
「…そーかよ」
不貞腐れたように口を尖らせるコナン。
『さ、カレー作り手伝うか』
そんな彼を置いて、俺はキッチンへ向かった。
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鹿野ユズナ(プロフ) - いえ、お力になれたようでよかったです！ (2019年4月25日 11時) (
レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 鹿野ユズナさん» コメントありがとうございます！恥ずかしながら、ずっと勘違いしておりました…。次回から気をつけます！ご指摘本当にありがとうございました！ (2019年4月21日 21時) (レス) id: d9ca70487a (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - こめかみ、漢字変換が全てお米の神様になってます………… (2019年4月21日 5時) (レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 大福さん» コメントと嬉しいお言葉ありがとうございます！これからも読みやすく楽しい小説を目指して頑張るので、よろしくお願いします！ (2019年3月13日 20時) (レス) id: d9ca70487a (このIDを非表示/違反報告)
大福 - 楽しく、読みやすいです。続きが気になります！次の更新楽しみに待ってます。 (2019年3月12日 16時) (レス) id: 2b112b86de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：096 | 作成日時：2019年2月11日 21時
