762話 ページ13
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『すみません、ちょっとお手洗いに行ってきます』
飲み会が始まって1時間ちょっと。
すでに酒に酔って潰れた人も出てきた。
俺は次々に女性陣から注がれる酒を飲み、ぶつけられる質問に当り障りなく答えながら過ごしていた。
ここらでちょっと休憩したい…と立ち上がる。
「あ…じゃあ、僕も…」
俺ほどではないが、安室先生も女性陣に囲まれおどおどしていたが一緒に立ち上がった。
個室を出て、お手洗いに向かう途中で零さんが切り出した。
「天野先生のカバンに、盗聴器があった」
『天野先生の所持品ってこと?』
「おそらく。イヤフォンも一緒に入っていたからな」
『零さんに仕掛けるつもり?』
「それはまだ分からないが…、あまり彼女からいい好意は向けられていないな」
『ストーカー一歩手前って感じね』
やっぱり彼女は、安室先生に気があるらしい。
『あの手の女性は、思い通りにならないとヒートアップしていくタイプだよ』
「経験談か?」
皮肉な笑みを浮かべる零さんに苦笑する。
『でも…このまま安室先生に夢中になられても困るな。動きづらくなるだろうし…、注目を集めるのは俺の仕事だし、ね』
そう言うと、嫌そうな顔をする零さんだが、そういう作戦を了承したのは自分である手前、何も言わなかった。
『大丈夫。俺に任せて』
「……やりすぎるなよ」
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096 - ロマンス細胞さん» いえいえ!こちらこそこめんとありがとうございました!告白もありがとうございます(笑) (2020年2月13日 13時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
ロマンス細胞(プロフ) - 096さん» 返信ありがとうございました!(´;ω;`)めっちゃ好きです←(突然) (2020年2月12日 22時) (レス) id: 3aaa867c85 (このIDを非表示/違反報告)
096 - ロマンス細胞さん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります! (2020年2月12日 21時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
ロマンス細胞(プロフ) - 最高です。これからも頑張ってください!!楽しみに読んでます。 (2020年2月12日 20時) (レス) id: 3aaa867c85 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 赤の他人さん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるように頑張りますね! (2020年2月10日 20時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:096 | 作成日時:2020年1月20日 21時