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俺の大学のキャンパスは
イチョウ並木がとてもキレイだ。
黄色い絨毯のような落ち葉を
踏みながら俺はアイツと待合せてる
学食に向かっていた。

 


先に着いていつも決まっている
場所に座る。
入口に目をやるとアイツが入って
来るのが見えた。





長身でモデルのようなスタイル、
顔は彫刻のように整っている。
歩くとアイツに見惚れる女の子も多い。
真っ直ぐ俺の方に向かってくる。





「宏光」





俺を呼ぶ、艶やかな声
俺の……最愛の───

 



「太輔!」





太輔が俺の正面に座る。
俺は「親友」の顔を貼り付けた。





「遅くなってゴメン、
 講義が終わらなくてさ」





「大丈夫、俺も今
 来たところだから。
 
 でも相変わらずあの教授
 話が長いんだな」





「そうなんだよ。

 あ〜腹減ったな、
 宏光何食べる?」




たわいもない会話。
高校からずっと一緒で
大学も偶然同じ──
いや、それは違う。
俺は太輔ともっと一緒に
いたくて同じ大学を選んだのだ。

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作者名:yuksa | 作成日時:2020年12月5日 14時

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