黒.尾鉄朗2 ページ4
『…ん……そ、それは……そうなんだけど…』
息が耳に当たるのがくすぐったくて、肩を上げた。
私もそれは思っていた。鉄朗に抱かれているとわかりながら気持ちよくなりたいと。
だから柔軟をしようと思ったのだ。
「あ、じゃーリアル体験して頑張る意欲をあげるか」
『へ？』
私を床に寝転がせて、鉄朗に上から覗かれた。
ジっと見つめられて身体が熱くなった。
膝を曲げられて、足を上に持ち上げられた。
今日はスカートじゃなかったから良かったものの、とんでもない格好をさせられようとしていた。
『ちょっと！待って！』
「待たねー」
静止しようとしたが遅かった。
してる時のような格好にさせられたが、足はそんなに開いていない。
「これ痛い？」
ちょっとだけ開かれて聞かれた。
『…まだ痛くない』
じゃあと言って足の間に入ってきた。
上から覆われて鉄朗の下半身と私の下半身が擦り合わされた。
鉄朗のゆっくりとした動きの腰の使い方がすごい色っぽくてため息が漏れた。
少し笑いながら鉄朗が優しく言った。
「柔らかくなったら…こうゆう感じで気持ちよくなれるけど……頑張れそう？」
『……ん…頑張れそ…………』
いつも後ろからなので顔が見えなかったが、こんな顔をしながら抱かれて気持ちよくなったら、鉄朗のことをこれ以上大好きすぎになってしまうのではないかと思った。
私は熱っぽい目で鉄朗を見上げた。
「…ヤベ…こんなことしてたらヤりたくなってきた」
私はそのまま鉄朗の首に手を回した。
鉄朗は少しビックリした顔をしたが、すぐにいつもの調子に戻った。
２人しかいないのに、私だけに聞こえるぐらいの声で上から鉄朗が言った。
「なに…Aもムラムラしちゃった…？」
『……鉄朗ともっかい正面で頑張ってやってみたい………でも…大好き以上になっちゃうかも…』
目を逸らさないで心臓が早くなって体温も上がっていった。
そしてこの甘い空気に酔いしれた。
緊張するけど胸が締め付けられるこの感情。
鉄朗は1回深く呼吸をして困った顔をして笑った。
「大好き以上とか…………
クタクタになるまで腰動かしたくなる」
最後の言葉を吐息と一緒に言われ、腰を少し押してきた。
それによって顎が上がり少し声が漏れ、鉄朗に抱かれている気持ちになった。
もう余裕がない顔をされて、いつもの鉄朗の息の仕方ではなくなっていた。
でも、もうそれ以外何も聞こえなかった。
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Haruka - 及川さん最高です(ToT) (2019年11月13日 22時) (
レス) id: 1ad77a8eb8 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - 黒尾君で激甘みたいです！ (2019年11月10日 15時) (レス) id: d42e461cc9 (このIDを非表示/違反報告)
魅亜羅 - フラムボンさん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2019年10月29日 19時) (レス) id: 7f6a3fafca (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 魅亜羅さん！ツッキーきたー！今からハァハァしちゃいますよ笑 よーし！やります！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 塩レモンさん！くにみん自分で書いててかっこよ死しました…はなぢ また何かリクあったら言ってくださーい！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラムボン
| 作成日時：2019年10月13日 20時
