木.兎光太郎3 ページ25
………………。
「！？！？！？あかあかあかあかあかあし！！！」
光太郎がバッと私から離れた。
私は赤.葦くんに見られていたと、顔が真っ赤っかになった。
「おまっ！おま！お前はいつからそこに！！！」
「10秒にするって木.兎さんが言ってたところからです」
ーーーー……っぎゃゃーーーーーー！！！！
そこからだとキスしてたのは全て見られていた。
「いや、見てないです。見るのは悪いと思って違うところ行って10秒経ったら戻ってきました。
でも、お2人はまだ熱々だったので、ちょっと待ってました。
でも他の部員が木.兎さんが帰ってないと心配していたので、申し訳なかったのですが声を掛けさせてもらいました」
私の心を読んだのか赤.葦くんは淡々と説明してきた。
見てないとは言っても10秒以上のところは見られてしまった。
それにしてもアツアツって……
光太郎もクラっとしていた。
私は赤.葦くんに謝った。
『……はぁ…ごめんね赤.葦くん、変なところ見せちゃって』
「木.兎さんがAさんのこと大好きなのはよく知ってます。仲良しなのはいいことです」
少し笑って言う赤.葦くんが大人に見えた。
光太郎は赤.葦くんに見られていたことがショックだったのか、まだ立ち直っていなかった。
突然、ハッとして光太郎は赤い顔で赤.葦くんに詰め寄って言った。
「……赤.葦……言うなよ…アイツらに絶対言うなよ！」
私はアイツらとは部員のことだとわかった。
「言うわけないですよ、遅くなったのは適当にウソついておきましょう」
じゃあそろそろ本当にみなさん心配するので、と光太郎を呼んだ。
赤.葦くんは私に向き直って話してきた。
「Aさん、木.兎さんのこと、これからもよろしくお願いします。身体を押されたら一回離れるように言っておきます」
『…あ、うん……』
落ち着いてきた顔がまた赤くなった。
光太郎はチラっと私の方を向いた。
「……A、じゃあ……またな」
『…うん……また……』
お互い気まずい感じで挨拶して解散した。
2人の背中を見つめていたら、迫りすぎはよくないです、と赤.葦くんが言ってきたのが聞こえた。
国.見英 [最後の一撃]※※スーパー注意※※→←木.兎光太郎2
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Haruka - 及川さん最高です(ToT) (2019年11月13日 22時) (
レス) id: 1ad77a8eb8 (このIDを非表示/違反報告)
翼(プロフ) - 黒尾君で激甘みたいです！ (2019年11月10日 15時) (レス) id: d42e461cc9 (このIDを非表示/違反報告)
魅亜羅 - フラムボンさん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2019年10月29日 19時) (レス) id: 7f6a3fafca (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 魅亜羅さん！ツッキーきたー！今からハァハァしちゃいますよ笑 よーし！やります！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
フラムボン(プロフ) - 塩レモンさん！くにみん自分で書いててかっこよ死しました…はなぢ また何かリクあったら言ってくださーい！ (2019年10月29日 8時) (レス) id: 25a8009c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラムボン
| 作成日時：2019年10月13日 20時
