[HQ]それの手に入れ方[短編集]

花巻の場合… ページ21

ランニング姿の俺はAと近くで待ち合わせた。
外で話していたが寒いと言って温かい飲み物が欲しくなってコンビニへ入った。

「あー、身体疲れた…」

『私、貴大のランニング姿のスパッツに短パンのやつ…結構好きかも…』

「なに、カッコイイ？」

『…ちょっとだけ』

するとAはサーっと飲み物のところへ行ってしまった。

俺は本棚の前をウロウロしていたら、端のそっち系の本が目にはいった。

最近、ゆっくり会えてないからシてない。
男の俺としては毎日ヤりたい。

なんとなくそれコーナーに行った。


ーーーーゴムとか…最近買ってねーなぁ…っつーことは全然ヤってねーってことか…


1つ手に取って、Aのところへ行った。






「選んだかー？」

『これにした』


俺はAの選んだペットボトルを貰い、レジに向かった。

Aは俺がそれを持っているのに気づいていない。後ろからついて来た。

女の人の店員の前にそれとペットボトルを置いて、財布を出した。



『…！？！？………貴大…それ…』



Aは今気づき、声を小さくして話しかけてきた。

俺は何事もないかのように、んーと言ってお会計を済ませた。

コンビニに出るまでAは下を向いていた。



『ちょっと！なに買ってんの！！』

出てきた瞬間怒られた。


「だって、ないと思ったから」

『なにをサラッと言ってんの！』

ギャーギャー怒っているAを見て、



「まぁ、必要だからいいじゃん」




と言って袋からペットボトルを渡した。


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ついに彼女ちゃんと一緒に買うツワモノきたー！！笑 花巻はなんか根っこから色気あるんだよなぁ…
ランニング姿抱きつきたくなる…はなぢ

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