[HQ]それの手に入れ方[短編集]

金田一の場合… ページ17

国見にこんな話しするんじゃなかった…

ドンドン前を歩く国見に俺は着いて行くしかなかった。




今度、Aと初めてするかもしれないと国見に言ったら、じゃあ行くかと言われた。



「お前、1人じゃ買えなさそうだから着いて行ってやるよ」




コンビニへ行く前に言われたことを思い出していた。

2人でコンビニに入った。
いらっしゃいませー、と女の人の声だった。




ーーーーうわ…女の人とか……




国見は何も気にせず、ソレをキョロキョロと探し始めた。

「金田一、こっち」

呼ばれて声のする方へ行った。

ソレが色々並んであった。

存在は知ってはいるが、自分がいざ買うとなると手に取るのでさえ緊張してしまう。



「どれにする、コレとか？」



普通に手に取って話す国見がすごいと思った。


「…あー…、普通のやつでいいわ…」

「じゃあ…はい、行ってこい」

渡された箱を受け取った。


レジに向かって歩き、さっきの女の人の前に置いた。
女の人は手慣れたようにお会計をして、俺は袋を受け取った。



国見がコンビニの外で待っていた。

「どうだった？」

「…まぁ、思ったより普通だったな」


でも、国見がいなかったらまだ買えていなかった気がする。







………ってか、あいつ普通とか知ってるってヤったことあんのか？



ーーーーーーーーーーーーーーーー
金田一は国見にそうゆう系で色々遊ばれてそう。
でも1人じゃ恥ずかしがってサッと取って、間違ったやつ買いそう笑

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