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時と場合を考えようか。 ページ26

梅「ねぇ、同棲」

「はっ!こんなとこで何言ってんの!てか、無理だから!」




あの最初の誘いから梅は何回も誘ってくる。

付き合ってとか好きとかそういう言葉は1度も貰ってない。それなのに同棲しようって。

ほら。梅の一言で周りがざわついた。そりゃそうだ。だって今、夜あそび(セカンド)のスタジオだもん。スタンバイ時間にそんなこと言ったら周りのスタッフさんもびっくりだ。

安「お前らそういう関係だったの?」

「違います。梅が勝手に言ってるだけです。」

江「2人なんか怪しいと思ってたんだよね」

梅「俺は一緒に住みたいんだけど」

「私は無理」

江「付き合ってる?」

「ないないないない絶対ない。」

安「そんな頑なに断る?ww梅ちゃんと同棲とか羨まし〜」

「付き合ってないのに!なんで同棲するの?!」

梅「じゃあ付き合おうよ」

「雰囲気の欠片もねーな!」

スタッフ「そろそろ始まります」

江「もうちょっとこの話したかったぁ」

「二度としない」

安「あ、梅ちゃんお酒飲む?」

梅「あ、そうですね、」

お酒飲む番組(違う)だからって無茶しちゃって

「私梅酒で。あと水も、すみません、」

スタッフ「はい」

スタッフさんから受け取ったお酒を置き、梅側にお水を置く。

「弱いくせに」

梅にしか聞こえないように小さくつぶやく。

梅「…ほんと、そういうとこ好きだわ」

梅も耳元で言ってくる。

「なっ、」

スタッフ「本番5秒前」

公認カップルになれば。→←ようやく気づいた



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作者名:ふわり | 作成日時:2021年2月16日 22時

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