1ヶ月契約

ゲーム ページ19

ご飯を食べたあと特に何かをするわけでもなく

2人で並んでソファーに座ってた。


梅｢んー、眠い｣

ってわたしの肩に頭を乗せる梅原くん。
私も別に気にせずそのままスマホいじってた。

てか

｢っ｣

梅｢なにw笑ってんのww｣

｢髪がくすぐったい｣

｢ちょっやめてww｣

くすぐったいって言ったら頭を動かしてわざと首に髪をファサファサ当ててくる。


｢もう！ゲームしよ｣

バッと立ち上がって梅原くんの方を見ると私が避けたことにより支えをなくした梅原くんの頭わそのまま私がいたところに落ちた。いや、ちょっと表現の仕方が悪かった。

梅｢げ〜む〜ぅ？なんの？スプラ？｣

｢スマブラ｣

眠そうな梅原くん。

梅｢スプラは〜？｣

｢ないよん。スマブラね。はい｣

急いでテレビに接続する。

梅｢待って、お前どんだけやりこんでんの、レベル高くね？俺やっても勝てないじゃん｣

ふっふっふー、ってドヤ顔をして梅原くんの体勢を起こしてあげて再び隣に座る。



梅｢なんか腹立つ。ぜってぇ勝つ｣

｢おうおう、手加減はしないぜよ｣

梅｢アイス。｣

｢ほ？｣

梅｢負けた方がアイス奢り｣

｢ほぅ、いいでは無いか｣

賭け事をするとはなかなか自信があるんだな？









｢よっしゃー4連勝〜｣

梅｢なんでこんな強いの。スプラなら勝てるもん｣

勝てるもんって可愛いなおい

｢はいはい。アイス買いに行きますよ〜｣

熱い戦いをして体も温まったし2人でコンビニに出かけることにした。


｢おぉ、まだ少し肌寒いかな。暑い日もあるのにね。｣

南風が吹いてくれれば暖かいのになぁって考えながら歩く。

梅｢A、｣

｢ん？｣

梅｢手、繋ご｣

｢ん。｣

私ってばほんとに可愛くないやつだ。

うん。の一言も言えず、ん。だけ。









コンビニに着き、2人で仲良く選んでレジまで持ってく。



｢キャッシュレス派なんだ。私現金派｣

梅｢キャッシュレスの方が楽じゃない？｣

｢んー、まぁ、そう感じる時もあるけど変えようって思ったことはないかな｣

梅｢でもお財布忘れることになんの抵抗もなくなるのって怖いよね｣

｢そーなんだよね。｣

梅｢それはわかるわぁ｣

なんか熟年夫婦の会話みたい

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