1ヶ月契約

と、取り合い……？ ページ12

誰か……
今の状況を説明してくれる方いますか……









梅｢A、何食べる？｣

｢…え、あ、そうだな、｣

西｢Aの好きなのはこれだよね？｣

梅｢え？でもこの間家行った時はこれ置いてあったよね？｣

西｢あーそれ僕が好きで置いてもらってるんだ〜｣

梅｢…へぇーそうなんだ、じゃあA、俺好きなのこれだから今度からこっち置いてね、｣




あの、誰か助けてください


なんでこうなったのかまず説明しますね。


こうちゃんと別れたあと、私は別の収録に行った。


それが終わって携帯を開いたら沢山メッセージが来てて、梅原くんから。

飯行くぞ、仕事終わったら連絡しろとかなんとか、もういいえを言わせないような言い方で、ほぼ強制的に連れてこられたご飯。

個室の中にいて、ドアを開けるとこうちゃんが。

｢げ、｣

西｢お兄ちゃんの事見てげ、はないでしょ。｣

梅｢俺が知ってることバレてた｣

｢えっ、｣

西｢そりゃあAが家にあげたってことは知ってるんじゃないかなって思ってね〜｣

西｢A、ここ座って｣

こうちゃんがポンポンってするのはこうちゃんの隣の席。

梅｢お前はこっちだろ｣

そう言って梅原くんがポンポンってするのは梅原くんの隣の席。


私こういう場合どっち行けばいいの。

梅｢Aは俺と付き合ってるんだからこっち。｣

西｢無理やりでしょー？Aが座るのはこっちー｣

付き合ってることも言ってしまったのね、

｢ね、ねぇ、｣

西｢なぁに？早く座りなよ。こっちに｣

｢いや、あの、｣


どっちに座るのか迷ったけどとりあえず梅原くんの隣に座った。

椅子のデザインが好みだったから。それだけ。

梅｢ふっ｣

勝ち誇った笑みをこぼす梅原くん。

西｢ちぇー、｣

わざとらしく悔しそうにするこうちゃん。

そんで冒頭の会話が繰り広げられたのだ。


なんか、帰りたい。

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