検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:10,459 hit

お誘い ページ12

英太さんとは瀬見さんのことで
工さんとは五色くんのことだった


下の名前じゃ、分かんない
けどもう覚えたよ


こういうのは得意なんだよね


「俺達のやり方分からないだろうけど、そこは柔軟に対応してくれ。
練習を見た限り、お前なら出来ると思う。」


瀬見さんのその1言で一気に集中力が上がった


そう、俺はまだ彼らのプレーをまだ見たことがないし
牛島さん中心にボールを集めることは予想しているけど
ここは強豪
他の人の個人の力も相当なはず


なんか、凄い五色くんが見てくるけど
頑張るしかない


24点マッチ


試合開始だ


俺は前衛からのスタート
こっちのチームからのサーブ


キレイに拾われた


そして、白布さんからの牛島さん


分かってるよ、最初からエースで来るってことは


五色くんとブロックにまわるが、


バシンッ


大きな音を立てて、ボールは俺の手を弾き飛ばした


『いっ...これが、3本指にはいる実力...』


「切り替えろ!次っ」


『うっす!』


またあっちからのサーブ


Cクイックで返す


山形さんに拾われ、今度は大平さんかっ!


弾き飛ばされないように力を込める


ちっ、くそっ


だけどっ


『ワンチッ!!』


瀬見さんからの五色くん


キレキレのストレートで得点が入った


よし、まだまだこっからだ!!




結果は24:19、負けだった


でも、思ったより身体も鈍ってなくて
多少は動けてたと思う


そんなこんなで、19:30今日の練習は終わった



『牛島さん、今日はありがとうございました。貴重な体験、こんないい機会を頂けて良かったです』



「あぁ、俺が思っていたよりいい動きだった。
が、まだまだ弱い。そこでだ、うちに来い。ここでなら、お前は強くなれる。今まで以上に」


驚いた
牛島さん直々のお誘いなんて


ここでなら、中学の時みたいなことは起こらないかも知れない
これだけの実力者が揃っていて、尚かつ自分自身も強くなれて


もっとここでバレーをしていたいとも思った


でも、でも、やっぱり引っ掛かる


何て、臆病なんだろう


「来るか来ないかはお前が決めることだ。俺はそれ以上は何も言わない」


『....ありがとうございます、本当に。』


牛島さんはその言葉を最後に、
体育館へと戻っていった



どうしてここまでしてくれるんだろう



そんな疑問を持ちながら、俺も学校を後にした

五色くん→←白鳥沢



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
48人がお気に入り
設定タグ:HQ , 男主 , 烏野高校   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

翔飛(プロフ) - 続きってありますでしょうか?いつもいいお話ありがとうございます!これからも頑張ってください!! (2022年5月11日 15時) (レス) @page15 id: 4b13e88e37 (このIDを非表示/違反報告)
桜空(プロフ) - なんか、直樹くん芸能人の誰かに似てる (2020年6月2日 17時) (レス) id: 5d75f9a852 (このIDを非表示/違反報告)
ゾダ - ゆっくりでいいので、更新頑張って下さい! (2020年1月16日 17時) (レス) id: 5fa8299721 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:fumi | 作成日時:2019年3月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。