・（ 一線を越えるということは？ ） ページ14
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触れたい、でも＿＿＿
もしかしたらそれは最初で最後になるんかも
そんな恐怖心が付き纏う…
いっそその殻をぶち破ってしまえば
君は僕のことで頭がいっぱいになって、
こっちを見てくれるかもしれない
そんな事だって思ったりもするのに
やっぱり、怖い。
次、君が離れていってしまったら、
もう生きて行かれへんかもしれへんから＿＿＿
「 無理、しないの。 」
『 ･･･無理なんか、してへんよ… 』
「 じゃあ･･･何で泣いてるの。」
言われるまで気が付かなかった。
Aちゃんが居なくなってまうかもって
考えるだけでいつの間にか＿＿＿
その涙はAちゃんによって優しく拭われて
何故かそのまま抱き寄せられた
「 よしよし、」
『 ･･･っ、なんなんもう… 』
「 よかった。可愛い謙杜だ。 」
それは、どういう意味なん？
手出す勇気がなかった俺への嫌味？
余裕のない俺はどんどんマイナスに考えて
思ってもない言葉が口から出る
『 ･･･もう、Aちゃん好きって言うんやめる 』
「 いいんじゃない？ 」
『 なんでそんな事いうん？！ 』
「 謙杜が言い出したんじゃん… 」
『 ･･･Aちゃんのアホ… 』
「 なんでそうなるのっ 」
いつだって、Aちゃんには敵わない。
それでも好きなんやから、
もうどうしようもないんよな＿＿＿
「 ･･･今度さ、どっか行こっか 」
『 へっ…どっかって？ 』
「 謙杜が好きな海、とか、水族館？とか一緒に 」
『 ･･･なんで？えっ、、え？ 』
「 まずさ、ちゃんと隣に並ぶとこから
始めてみよ、背伸びしなくていいから。 」
『 ･･････ 』
好きって言ってもらったわけやないのに。
何でかとんでもなく嬉しくて、
今までずっとずっと焦っていた気持ちが
ふっと軽くなった気がした。
『 Aちゃん好き 』
「 やめるって話はどうしたの？ 」
『 そんなん言ってへん 』
「 なにそれっ笑 」
このままずっと
言い負かされてるのも何か悔しくて、
隙だらけのAちゃんの唇を塞げば
「 ちょっと！！ 」ってぷんすか怒ってたけど。
でも、その後にふっと笑った顔は
凄く優しくて、たまらなく可愛かった
ずっと見とったから分かる。
自分に向けられる視線の違い＿＿＿
ある意味、俺らは一線を越えられたんかも。
そんな事を思った金曜の夜やった＿＿＿
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fumi(プロフ) - コムねこさん» わぁ、ありがとうございます🥹そんな風に言っていただけて書き手としては嬉しい限りです🥲💓実はafter story書き出します🥹🥹ぜひまた見ていただけたら嬉しいです☺️ (6月2日 0時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - Mayさん» はじめまして！そう言って頂けて嬉しいです🥰これからもお楽しみいただけますように☺️💘 (5月17日 10時) (レス) @page47 id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
May(プロフ) - 初めまして😊fumiさんのお話大好きで何度も読み返してニヤニヤしてます✨付きあった瞬間がめちゃくちゃキュンキュンするので、大橋くん最高でした❤️これからもラブラブな様子を見たいです。楽しみにしてます✨ (5月13日 11時) (レス) @page44 id: bd032340ec (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - Daigo0211さん» いつもありがとうございます🥹7人共悩みながら書いてきたのでそう言って頂けることが本当に嬉しいです🥲 (5月4日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - かなっぺさん» 何度でもコメント嬉しいです🥺いつもありがとうございます…！恭平くんのお話についても…😭励みになります🥹番外編というか、その後？書きたいなぁと思ったりしてます🥰 (5月4日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年4月2日 14時
