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仕事、という名目の秘密の旅行＿＿＿
当たり前に仕事はしっかりこなして、
それ以外の時間は沢山求め合って
1分1秒無駄にしないように、
同じ時間を共有したこの約4日間。
最後の夜＿＿
「 っはぁ、… っ 」
『 なぁ、もう旦那じゃあかんのやない？笑 』
「 っやめ、… 」
『 ほんまにやめてええの？ 』
「 ･･･っ、」
惜しむように、何度も身体を重ねて、
これから起きることなんて何も考えず、
目の前の彼に夢中になって
もうきっと私は何にも見えなくなっていた
『 ＿＿ 壊れてしまえばええのに 』
疲れ切った私が深い眠りについてる頃
彼がそんな事言っていたなんて思いもしないし
その視線が捉えてるのものが
私にはとんでもなく恐ろしいものだなんて、
信じたく、なかったよ。
啓太なあ、お前いま誰と居るの?
男と2人とか聞いてないんだけど
何で黙ってた?
やましいことでもあんの?
＿＿『 お前とか、何様やねん、』
胸糞悪いメッセージが
彼女のスマホに映し出されていくのを
なんでか俺は冷静に見ていた。
どこから情報入ったんやろか。
会社にまでわざわざ聞くほどの興味はなさそうやったし
共通の知り合いでもおるんか？
まあ、なんでもええけど。
いっそこのまま壊れてしまえとさえ思う。
世間的なことを考えたら
彼女を守るにはそんなことあったらあかんって
わかってはいるのに＿＿＿
＿＿『 あんたの嫁さんは、今俺の隣におるんよ 』
＿＿『 知ったらどんな顔すんねやろ 』
＿＿『 ちょっと見てみたいわ、笑 』
こんな黒い感情が渦巻く間も
彼女はすやすや穏やかな表情で眠とって。
ゆっくり髪を撫でれば
ほんの少し声を漏らして口角が上がる
『 ･･･なあ、こんな旦那やめたらええやん･･･ 』
『 全部捨てて、俺んとこ、きてやっ、 』
聞こえていないことをいいことに
思う気持ちを吐露する。
君が目が覚めてこのメッセージを見たら
どんな反応すんねやろ。
きっと顔真っ青になるんやろうな･･･
でも、俺は覚悟できてんで。
どんなことがあったって、
俺はあんたを離すつもりなんてないんやから＿＿＿
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fumi(プロフ) - りょうさん» ありがとうございます…！余裕があったら続き書いてみます…！☺️ (9月1日 0時) (
レス) @page47 id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
りょう(プロフ) - 完結？おめでとうございます！続編楽しみに待ってまーす🫡 (8月30日 23時) (レス) @page47 id: f81b8b1a26 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - いちご大福さん» コメントありがとうございます…！わぁ…なんて嬉しいお言葉でしょうか🥲ありがとうございます🥹2人の結末やいかに、、、 (7月17日 17時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - あ〜続きが気になる。できれば、できれば幸せになって欲しいです。fumiさんの描く大吾くんがめちゃめちゃ好きです！応援しています😊 (7月16日 8時) (レス) id: 141b81de70 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - かなっぺさん» 何かイメージ出来るのこんな役ばっかりなんですよ🥹どうしましょ(笑)ありがとうございます🥹2人は幸せになれるんでしょうかね、、、🥲 (6月2日 1時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年4月2日 0時
