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「わぁ〜半年ぶり…！」
あれから謙杜くんを取り巻いていたであろう
記者さん達も居なくなり、
ようやく張られることもなくってきたので
久しぶりに謙杜くんとの住まいに戻り、
無事に普段通りの生活を取り戻すことが出来た
「謙杜くん、ちゃんと綺麗にしてくれてる」
部屋はしっかり整頓されていて、
この半年、色々あったけど1人で頑張ってくれていたんだなぁと思うとじわりとくるものがあった
「よし、今日は気合い入れてご飯作ろ〜！」
謙杜くんが帰ってくるまでの間に
久しぶりに手料理を振る舞おうと支度をしようとした時
ガチャっという玄関があく音と共に
廊下にバタバタと走る音が響いた
謙「…！！Aちゃん〜！！！」
「！？！」
まるで大型犬に飛びつかれたような感覚で
気付けば謙杜くんが物凄い勢いで抱きついてきていた
「け、謙杜くん？！」
謙「あぁ〜やっとやぁ〜長かったぁ〜！！」
潰れるんじゃないかってくらいぎゅっとされて、やっと離れたと思ったら今度はこれでもかってくらいにちゅーされて。このまま何かが始まってしまいそうな雰囲気に慌てて止めに入る
「け、謙杜くんストップ！！」
謙「へっ？半年分、まだ足りひんのやけど？」
「ま、また後でね？ご飯作ってるからっ！」
謙「えぇ〜っ、、」
口を突き出してあからさまに不貞腐れてたけど
でもすぐニコッと笑って結局ご飯作りを手伝ってくれた。
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謙「うまっ！！！！」
「良かったぁ〜久々だからちょっと不安だった笑」
謙「やっぱりAちゃんと食べるご飯が1番うまいわ、、、もうさ＿＿いっそ結婚する？」
「へっ？」
謙「俺の大事な人はAちゃんだけなんやでってみんなにちゃんと伝えられたら、この前みたいなこと起きひんやん？」
「･･･気持ちは、凄く嬉しいけど…」
謙「——分かってる。現実的ちゃうよな、ごめん…でも、本気でそう思ってるって忘れんといてな？」
「うん…ありがとう。嬉しい。私も同じ気持ちだよ」
本当にそうなれたら、どんなにいいだろう。
でも、そう簡単にはいかない——
それは、私達が人前に立つ仕事だから？夢を与える仕事だから？
答えを出すのは難しいけど、
とにかく今はがむしゃらに。認めてもらえる日がいつか来るように、全身全霊、目の前のやるべきことをこなすことが今の私達に出来ることだった。
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m725(プロフ) - メグミさん» 初めまして！コメントありがとうございます＾＾嬉しいです…！マイペース更新ですが今後とも宜しくお願いします…！ (2022年8月21日 21時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ(プロフ) - はじめまして!突然のメッセージすみません。楽しく拝見させて頂いてます。お忙しいかとは思いますが、更新がんばってください！続き楽しみにしています。 (2022年8月19日 21時) (レス) id: 8616d8b72c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2022年6月6日 13時
