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☆16☆ ページ18

ガラガラ...


とりあえず、空気が外に流れないようにと緒方さんが居ることがバレないように扉を閉めた


緒方さん、ガウンを手のところまでしか着れてないから手伝って着させる事にした


緒方「サンキュー
どうせ、家族にも連絡してないんだろ?心配掛けたくないとか言って。俺が居てやるよ
リハビリ終わって、飯食ったら後は暇だし」


1番気になった事...聞くことにした


緋山「怖くないの?」

緒方「怖いよ。こんな体になっても、一応生きていたいと思うしね」

緋山「じゃあ、どうしてよ?」

緒方「怖いだろうなって思うから」


...えっ?


緒方「緋山先生は俺よりずっと怖いはずだ
だけど、そうは言わない。針刺したのが、可愛がってる後輩だから
不安な顔すれば、あいつが余計追い込まれる
でも、心の底じゃきっと誰かに傍に居てほしいと思ってるはずだ。 だったら俺が居てやりたい
緋山先生が俺を勇気ずけてくれたみたいに」


何で...何で緒方さん...


私が思ってる事言い当てるの


何で私が心の底から思ってる事...分かるの


緒方「今度は、少しでも俺が緋山先生の不安を和らげてやりたい」


堪えていた涙が、溢れだしてくる...


緒方「その猫、10年ぐらい飼ってんだけどもうワガママで、気が強くていつまでたっても全然言うこと聞かないんだよねw」

緋山「ははっw全然可愛くないねw
えっ、もうこんな時間。じゃあ、そろそろ自分の病室に戻ってください」

緒方「そうだな。まっ女性1人の部屋で一晩過ごすのはまずいか」

緋山「何言ってんのww」

緒方「よし、じゃあ明日晩飯くおう、2人で」

緋山「えっ?w」

緒方「昼には検査結果、出んだろ?
明日緋山先生は何も無かったって分かってで、俺と一緒に飯食おう。どう?」


それって...ww


緒方「デートだ、初デート」

緋山「デートじゃないからwご飯行くだけだから」

緒方「夜の7時病院のコンビニで」

緋山「またコンビニ?」

緒方「絶対来いよ?」

緋山「ははっw分かった」

緒方「じゃあ」

緋山「うん」



ありがとう...

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あやぼー(プロフ) - 分かります!演技うまいなって思いました! (2017年9月15日 15時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
山P - 大ちゃんの泣き顔初めて見てドキッっと来ました (2017年9月15日 11時) (レス) id: 819a1fe6c5 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 瞳さん» 直しました。 (2017年9月8日 10時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 20話「腹腔内出血」です。「服腔内出血」じゃないです。 (2017年9月8日 10時) (レス) id: 6ad02585f3 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 瞳さん» 直しました。これから出かけるので他にも間違ってる所は直せる時間に直しますね (2017年9月8日 10時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやぼー x他1人 | 作成日時:2017年9月3日 13時

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