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『どうして残れって言ったんですか？』
柊「俺はお前を傷つけるつもりはない
絶対にな」
『何で』
柊「お前は俺の」
『俺の...何ですか』
沈黙が部屋に流れる
先生は何も言わずただジッと私の目を見てるだけ
少し口角が上がったと思ったらジリジリ詰め寄って来た
『な、何ですか』
先生が1歩また1歩と近づいて来ては私は後ろに下がる
背中に壁が当たった
逃げなきゃって思ったけど
手遅れだった
『っ！！』
これ...壁ドンだよね
柊「お前は俺の大事な人だからだ」
耳元でそう呟いた
『もう先生が分かんない
急に怖くなったり優しくなったり
本当の先生はどっち？
それに...この日の為だけに過ごして来たって、あれ本気？』
柊「どっちだろうな
人間には表と裏の顔を必ず全員が持ってる
お前が信じる方の俺が本当の俺なんだろうな」
『意味分からない...』
柊「もう戻っていいぞ」
『っ、待って！
話はまだ終わってない
...この日の為だけに過ごして来たって、あれ本気？」
私からしたらあの言葉は思った以上にショックだった
『...澪奈が死んで私は唯月達が居ても心にポツンと空いた穴が埋まる事が全然なくて...そんな私に寄り添って支えてくれた先生の優しさや思いやりは...全部嘘だったの？』
柊「...あの時寄り添ったり、優しさに嘘はない
これは事実だ
さっきの言葉でAが傷つくの分かってた
でもこの日の為に過ごして来た部分も嘘じゃない
...諏訪達が心配してるだろうからもう行っていいぞ
特に甲斐とかが1番」
『...隼人が1番心配してるとは限らない
唯月が1番心配してると思う...過保護だからあの子
...失礼します』
私は急いで教室に戻った
先生の事がさっぱり分からなくなった
みんなの前と私の前じゃ顔が違う
何で
"お前は俺の大事な人だからだ"
その言葉を思い出して足が止まった
やっぱりあの事は事実なのかもしれない
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レー - こんばんは・・・いいですか？ (2021年3月4日 18時) (
レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 愛美さん» ありがとうございます^-^ (2019年1月31日 15時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
愛美 - いえいえ、大丈夫ですよー。この作品凄くおもしろいので大好きです！頑張ってください (2019年1月31日 15時) (レス) id: 500e782f49 (このIDを非表示/違反報告)
あやぼー(プロフ) - 愛美さん» 教えてくださりありがとうございます！直しました！ (2019年1月31日 15時) (レス) id: 1c10cd2206 (このIDを非表示/違反報告)
愛美 - 三話の茅野が景山になってますよー (2019年1月31日 15時) (レス) id: 500e782f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぼー
x他1人 | 作成日時：2019年1月21日 0時
