コードブルー 3rdseason☆4☆

☆21☆ ページ22

ICU

暁人「今日、印旛川の花火大会だって？」

優輔「うん」

暁人「......俺らには関係ないか」

優輔「...」

暁人「よし、いった！」


緋山side


周産期医療の論文...はぁ...


緒方「どういうことだ？」


んっ？？


緒方「店はお前がやるって誰が決めたんだ」

弟子「オーナーです」

緒方「今のお前の力量で、あの店やってけるわけないだろ
あいつに電話しろ、俺が言ってやる」

弟子「...」

緒方「早くしろ」


緒方さん...


弟子「緒方さん、その手で何作るんですか？」

緒方「...」


あぁ...


弟子「無理ですよ、そんな体じゃ。
確かに俺は、まだ店をやれるような力は付いてないです。
でも、今のあなたよりはまだ、マシな物作れます
すいません」


戻ろ...






橘「行きますか」

部長「はい、ぜひ
ぜひぜひお願いします」



医局に戻ろうとしたら三井先生と偶然会って2人で話しながら歩いてたら、橘先生が部長に呑みに行く約束してるのをたまたま見てしまった



橘「平野お疲れ」

平野「お疲れ様です。
あっ、それじゃあ私は戻りますね」

三井「えぇ」



夫婦で話したい事があるだろうと思って、医局に向かった



橘「洗濯か？」

三井「時間があるなら優輔の傍にいてやって
何のためにこっちに転院させたの！」

橘「...なぁ、ちょっと」

三井「何で避けるの？」

橘「......来なくていいって言うんだ、あいつが」

三井「えっ？」

橘「優輔は俺たちの重荷になりたくないんだ」

三井「......」

橘「自分のせいで親が仕事を中断したり、無理をして体調を崩したり、そういうのが辛いんだよ。普通にしていてほしいんだ」

三井「あの子はあなたの前では強がるの
来なくていいなんて本心のはずがない。本当は1人の時間が不安でたまらないはずよ
だって...いつ心臓が止まるかなんて分からないのよ」

橘「...そうだな...なるべく行くようにするよ」

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