コードブルー 3rdseason☆3☆ (ページ35)

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☆32☆ ページ35

ICU

藤川「！！！はるか！...はるか！」

藍沢「ここで維持して」

冴島「...コクッ」

藍沢「明らかな麻痺も見当識障害もない」

藤川「良かった...良かった」

冴島「(微笑)」

藤川「Aに誰か連絡入れたか？」

白石「さっき入れた。多分そろそろ来ると思う」

ヘリを外で見てるながらお姉ちゃんにおすすめされた曲...かたちあるものを聞いてる時に私のPHSが鳴った...

白石？

平野「はい」

白石「A急いでICU来て！」

平野「分かった」

嫌な予感がした...ICU...はる姉に何かあったんじゃないか

様態が急変したんじゃないか

走ってICUに着くと、意識を戻した...

・

・

はる姉が

平野「はぁはぁはぁ...」

冴島「A...」

平野「...はる...姉」

久しぶりにはる姉って呼ばれたから驚いてたけど、いつもの優しい笑顔を見せてくれた
そんなはる姉を見て、堪えていた涙が...

平野「はる姉...(泣)
ぐすっ...はる姉(泣)」

冴島「A、おいで」

平野「はる姉！(泣)」

ICUって事もすっかり忘れて、私は大泣きしながらはるちゃんに抱き着いた
耕作達は優しく見守ってくれていたけどね...w

平野「よかった...(泣)」

冴島「A泣きすぎ」

平野「だって(泣)」

緋山「確かに泣きすぎかもねww」

平野「笑わなくなっていいじゃん(泣)」

冴島「愛結さんに会ったよ」

平野「えっ？」

お姉ちゃんに...会った...？

冴島「夢に出てきた...会ったことないのにお姉さんっ分かった」

うそ...でしょ

冴島「Aの事をお願いされたわ」

平野「お姉ちゃんが...」

そう...だったんだ

緋山(緒方さんに謝らないと)

私達はICUを出てそれぞれの持ち場に戻る事に

やばい...泣いたからってのもあって頭ガンガンする...

白石「A大丈夫？」

平野「えっ？大丈夫...」

ごめん...白石...大丈夫じゃ...ない...

ドサッ

白石「A！！誰かストレッチャー持ってきて！
A！！」

私は意識を失った