コードブルー3rdseason☆10リクエスト☆

☆11☆ ページ12

翔「26.27.28.29.30.31.32...
35.36...」




翔君の声が遠ざかってく




そのまま...真っ直ぐに進んで




渡したネックレス...同期の誰かに気がついてもらえたらいいな




仲間にペンライト気がついてもらえたらいいな...






白石side


消防隊員「天井を支える岩盤の上に地下水が溜まっていてそれが崩落の原因のようです」

白石「負傷者の数は？」

消防隊員「辻が谷駅側の崩落の規模が分かっていません
この付近は電源ケーブルが切断されて、照明も落ちてます」


そうなると...漆黒の暗闇世界...


消防隊長「まだ崩れるのか？」

消防隊員「工事関係者が分析していますが、溜まっていた地下水は2回目の崩落で全部抜けたという見込みが高いです」

消防隊員「失礼します、辻が谷駅側で負傷したレスキューから連絡入りました
被害かなり大きいです

"亡くなっている人"も居るようです」



亡くなっている人



その中にAが含まれていないか不安になる



私より冴島さんの方が1番心配してるに違いない



消防隊長「浅羽消防と長井北消防、辻が谷駅に向かいます」

白石「医師と看護師も派遣します」

消防隊長「はい」

白石「横峯先生冴島さん、辻が谷駅で待機して
安全確認取れ次第崩落現場に向かって」

横峯「はい」

白石「伏見東病院の先生方も辻が谷駅にお願いします
須藤先生、搬送トリアージお願いします」

冴島「...」

須藤「分かりました、行こう」

医師たち「はい」



平野不明



冴島「...」



冴島さん...



藤川「はるか...行けるか？」



戻って来た藤川先生が冴島さんに聞いた



冴島「っ大丈夫、行ける」

白石「冴島さん、Aはきっと大丈夫よ」

藤川「Aの事はきっとお姉さんが守ってくれてる

はるかが来るまでずっと」

冴島「そうね

行きましょう」



冴島さんと横峯先生は辻が谷駅側に向かって行った



Aお願い...無事でいて




生きてて...




私はAの安否確認が取れていない事を橘先生に連絡を入れた

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