完璧少女は造られた【鬼滅の刃】第一章

・頑張ろう ページ34

Aが駅で立っていると、どこからともなく大きく快活な声が聞こえた。



煉獄「A少女！早いな！」



杏寿郎を見つけたAは何も言わず一礼をした。

相変わらずのAを見て杏寿郎は



煉獄「共に頑張ろう！」



とAの背中を押して気持ちの良い笑顔を見せた。


Aはそんな杏寿郎をチラッと見ながらもすぐに考えるのをやめて二人で列車に乗り込んだ。









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炭治郎side



列車の中で煉獄さんとAを探していると前方から「うまい！うまい！」と声がした。



Aの特徴的な羽織の裾が見える。



竈門「あの、煉獄さ…」



煉獄「うまい！うまい！」



煉獄さんは駅弁を食べながらずっと「うまい！」を連呼している。

その一方でAは俺たちを見つけてぺこりと礼をして動かない。



我妻「え、あの人本当に柱？」



竈門「いやAの誕生日に蝶屋敷で見ただろ？」



煉獄さんは俺たちを見つけるとまた「うまい！」と叫ぶだけだ。


柱の人たちは曲者が多いな……(その通り)

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