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once again 4 ページ6

竹「あ、兄ちゃん、姉ちゃんお帰り!」


炭「ただいま竹雄」



店に今お客さんは居ないみたいだ。

ちょうど良い。



炭「竹雄、Aのこと覚えてるか?」



竹「A!?当然…」



花「え、Aさんのこと!?」



竹「花子遮ってくるな!」



花「だって!」



ああ、どうしよう喧嘩が始まる…!!



A「相変わらず賑やかだねー竈門家は」



Aが店内に入ってきた。



炭「待っててって言ったのに!?」



A「こんな暑い中待ってろって言われて待ってたら早死にしちゃうよ?」



自由人なのは昔から何も変わってなかった。



竹「A!?」



花「Aさんだ!!」



A「竹雄君に花子ちゃん!四年ぶりだねー!」



笑顔のAとは裏腹に花子は半泣きでAに抱きついた。



花「どこ行ってたの!?いきなりっ…!!」



A「ごめんごめん」



竹「本当にお前自由人だよなっ…」



A「ん?竹雄君泣いてくれてる?」



竹「泣いてねぇ!!」



A「なんだー」



竹雄も花子も泣いている。


それだけAは俺たちにとって大切な存在だった。




葵「……Aちゃん?」


母さんが寝ている六太を抱きながら呆然と立っていた。

隣で茂も口を開けてAを見ている。



A「お久しぶりです。葵枝さん、茂君」



葵「久しぶりって……今まで何処に…」



A「はてさて何処でしょうね?」



気楽に笑っているAの顔を母さんが撫でた。



葵「大きくなったね…」



A「へへっ」



一瞬だけAから涙の匂いがした。

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設定タグ:竈門炭治郎 , キメ学時空 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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おもち - 絵が上手い〜〜〜〜〜〜〜昆布の神様〜〜〜〜〜〜〜〜((ハイスイマセン 昆布の神様は、天才っす大好きです。 (2020年7月10日 16時) (レス) id: 4032c9a3e8 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - ユリの花さん» 感動系の物語として書いたのでそう言ってもらえて嬉しいです!死に別れたままでは何故か私が嫌で無理やりにくっつけました(>_<) (2020年4月22日 9時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
ユリの花(プロフ) - 完結おめでとうございます!この話読みながら泣きました…。本当に感動しました!最後はハッピーエンドで良かったです! (2020年4月22日 9時) (レス) id: f37e4c3ce2 (このIDを非表示/違反報告)
昆布の神(プロフ) - mniさん» ありがとうございます!誕生日が偶然にも重なったりするとテンション上がりますよね! (2020年4月20日 9時) (レス) id: aca7717c5b (このIDを非表示/違反報告)
mni(プロフ) - コメント失礼します!物語が私の誕生日から始まって嬉しかったです!((作者様はお前の誕生日なんか知らんぞ〜))とっても面白い話です!他の作品でも頑張って下さい!! (2020年4月20日 2時) (レス) id: 15b85f7a35 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:昆布の神 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fullmoon721/  
作成日時:2020年3月15日 14時

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