エーデルワイス【1st】【グルーシャ】 (ページ8)

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SVのDLC発表されましたねーーー！
あのっ、ペパーとかネモとかボタちゃんも出てくるんですよねっ？出てきて！(願望)
あとジムリとか四天王とかは……！？

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「ポケモンの調査だったら、それに精通してそうな人、一応知ってるよ」

そう言うと、Aがミミッキュが攻撃をしてきたかの如くギランと目を光らせて身を乗り出した。久々に見るポケモン調査に対する並々ならぬ執念に、思わず肩が跳ねる。

「……」

しかし、Aはふっと我に返り、何か考え込むように黙ると、それから冷めたかのように目を伏せた。今のAはテンションの高低差が大きくて、扱い方に困る。昔は彼女の扱いなんて容易かったというのに。

「どんな人？」

どうやら、一応興味はあるらしい。
本当に、何を考えているのかわからない人になってしまった。

「アカデミーの今の校長。前回の宝探しでジムにきたチャレンジャーが教えてくれたよ。昔は研究者だったんだって。『最近赴任してきたばかりだけど、いい人』ってその子も言ってたし」

「へー。アカデミーの校長……」

前回ジムに挑んできたチャレンジャー。そう、確か、名前はネモ。リーグのトップである本気のオモダカさんを破り、新たなチャンピオンランクのトレーナーになったそうだ。

ただ、それを聞いても大して驚いていない自分がいる。随分といい戦い方をするポケモントレーナーだったから。

……が、強さという才能を持ちすぎたが故なのか、ネモはネモ自身が納得できる熱いバトルができているとは、言えない。

「会いに行ってみれば？ま、もう一回アカデミーに入学するとかでもいいと思うけどね」

「なんでよ嫌だよ。大人のクラスって、二十代がいちばん少ないんだから」

「十四で中退してるんだから、年齢詐称したって問題ないって」

「問題大アリだわ」

Aはソファの背もたれに体を預けて、顔を上げて天を仰いだ。

「グルーシャさあ、私がいなくなったとき、どう思った？」

笑いを含んでいるかのような声で、Aが言った。
行動や発言が唐突なのは昔からのことなので、それはどうでもいいが、人の心配を他所(よそ)にしていたAがこんな質問をしているのかと思うと、違和感がある。

「何をしたの？」

「……何をした、って……」

「私は心底どうでもよかったよ」

淡々とした口調で、Aは言った。そして、再び、「どうでもよかったの」と、そう言った。自嘲的に嗤いながら。