英語が喋れない監督生ll

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『待って、死ぬ。真面目に死ぬんだが？
冗談抜きに死ぬ？ってかこれってもしかして喰われる？
弱肉強食化だなホント…、

ねぇ待って？』

グリム「おいユウ!!早くずらかるんだゾ!!」
『おっま、テメェ私を押すんじゃねぇ!お前を引き換えに渡すぞ!?』


と焦っている2人の中に、呑気な声が響いた



？「レオナさーん！」



突如声が聞こえた…


レオナ「…ぁ？」
？「も〜、やっぱりここに居た。レオナさん、今日は補修の日ッスよ」


彼とはまた違う、別の耳と尻尾を持つ人が現れた
レオナが「はぁ…、うるせぇにが来た…」と頭を抱える中、
彼はレオナに何か言う


レオナ「あ〜うるっせぇな、キャンキャン言うんじゃねぇよラギーィ」
？→ラギー「オレだって言いたく無いッス！」


と言う時の顔と耳が変化する
貴方はこの状態にも関わらず『は？耳が垂れたぞ？可愛すぎへんか？』と思う


ラギー「もー、やれば出来るのになんでやんないんスかぁ。
ほら、行くッスよ！」
レオナ「チィッ…。今度オレの縄張りに入る時は気をつけろよ。
草食動物どもッ…」


そう言い去っていく2人
この時貴方は思った…


『あの人絶対オカン』


と…。
すると、

エース「お〜い！2人とも！あっちにカゴとトングがあったぜ〜！」
デュース「…、2人ともどうしたのか？」
『え？あ、アハハハハ、ハハハ‼な、ナッシングだよ？』

グリム「ハッ!そうだ栗拾い‼いっぱい拾わないとタルト食いブチ減るんだった！
コワイ管理人さんの話は栗を拾いながらするんだゾ」
エース「管理人…？」

『…、なぁ、デュース』
デュース「？」
『今更だけどさ、なんでこの学校不良っぽい人多いの？お前も含めて』
デュース「…？？？」


…


その後は栗拾いしながらグリムが2人に起きた出来事を話す
その中、貴方は栗拾い


『なんか、懐かしいな…。
でもダメだ、覚えてねぇッ…、いつだっけ…？4、5歳…？
(覚えてるけど覚えてないな。それともあれか？忘れてるだけ??

やっぱり異世界に来たから？…、うん、そう信じたい)』

エース「うっし、かなりたくさん拾えたし、こんなもんっしょ。
トレイ先輩のとこ持って行こーぜ！」
グリム「にゃっはー!!タルト楽しみなんだゾ〜」

『元気やね〜、いやほんと…、』


そう言い2人の後ろを歩く貴方とデュース

ついた場所は食堂厨房(ちゅうぼう)


トレイ「お帰り、随分とたくさん拾えたな」


そこにはトレイオカンの姿があった
エプロンが似合うと思わず思ってしまう

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