英語が喋れない監督生l

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ケイト「って、話し込んでる場合じゃ無いんだった!!
パーティーの開催は明日。遅れたら首が飛んじゃうッ。
ねぇねぇ君たち〜？薔薇塗るの手伝ってくれない？」

エース「つか、なんでそんな変な事してんの？」

ケイト「だって、パーティーの日の薔薇は赤がフォトゼェニック!みたいな？
オレ次はパーティーでやるクロッケー大会の為のフラミンゴに、
色をつける仕事があるから忙しいんだよね〜」

グリム「フラミンゴに色をつけるぅ？
変な仕事ばっかりなんだゾ…」
デュース「つまりエースが盗み食いしたタルトは、
寮長の誕生日パーティー用だったんですね。だからすごく怒ってた…と、」


ケイト「んにゃ？違うけど？」


エース「違うんかいッ!!」
(『いや待て、今のんにゃ？が可愛すぎて尊いのだが？？』)


話がわからない貴方だが、ケイトのその言葉には心が刺されたのは事実
可愛すぎて尊い…、という現実に


ケイト「明日は我が寮伝統の"なんでもない日"おめでとうのパーティー。
誰の誕生日でもない日を選んで、寮長の気分次第で、
突然開催されるティーパーティー」

エース「なんだそりゃ⁉」
『本当何言ってんのかわからんわ…、ってめっちゃ驚くエースワロタ』

ケイト「とにかく理由は後々!!今は、薔薇を赤くしてくれれば良いから！

デュースちゃんとグリムちゃんは、魔法でやれるよね？
エースちゃんと監督生のユウちゃんは、魔法が使えないからこれ、ペンキ」


突然手渡されるペンキ…中にはたっぷりと入っている赤いペンキ
今にも溢れ出そうな位な量…


ケイト「ほらほら!早くやらないと寮長に首はねられるから！
はねられたくなきゃ急げ〜!」
『ッとと!ケイト先輩⁉押さないで押さないで‼⁇』


と言うが、言葉がそもそも違う為伝わる事なくそのまま押される


…


ケイト「んじゃ、ユウちゃんはこの薔薇を塗ってね!!
あ、高いのはこの梯使って良いから!じゃ！」


そう言い、何処かへさっていった…


『えぇ〜？まぁ、多分夢通りで行くと、、薔薇を塗るんだろうねきっと
いや絶対だなこれは…、』


そう言いながらペンキを使って薔薇を塗る
ただ、夢中で塗る。
ムラがあったら塗り直し、少しでも白が残ったら塗る


『…、ぁ(そういえばあの夢…、日本語(・・・)だったな。
ってか私暗記力パない、なんでこんな覚えてるんだ？)』


そう思いながら塗り続ける
高い場所はケイトが言ったように梯を使って薔薇を塗った

すると話し声が聞こえる
が、無視…

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