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第佰弐拾玖話 ページ49

慣れない服と靴で走るのは大変だ


『うわぁ!?』


脚がおぼつかず、転んでしまった貴方。その時帽子も落ちる
だが、すぐに立ち上がり走る。すぐに帽子を取り走る


『ッ…(父上ッお祖父様、お祖母様ッ)』


そう想いながら走る。そして見えてくる家の主棟


『ハァハァッ、ハァ!!』


ガラガラガラッドン!!


『ち、ッ父上!お祖父様お祖母様ッ!!』


そう云い、靴も脱がないで中へ入る
襖をまた開ける。その先には皆が集まってご飯を食べる場所……居間


勢いよく開ける


『ッッ……ぇ、あ』


見知らぬ女性がいた
だが、、何故だろう…貴方自身と似ている気がした


父「ッ!どうしたのですかハルミ!!その膝の怪我は!」


と立ち上がる父
祖父祖母も驚き、祖母は「治療しなくては!」と云い治療箱を探す
祖父は「座れ」と云い手を引く

女性は真っ直ぐな眼で貴方を見る


『え、あ…の』

?「大丈夫ですか?ハルミ?」

『ぇ』


その声に、、どこか聞き覚えがあった
だが、初めてとも言える声でもあった。

懐かしい、初めまして…混ざり合う感覚


『は、はうえ…?』


口が勝手に動いたと想った真先…声が出た
貴方は自分で出した言葉に『ぇ』と貴方自身に驚く


母「どうしたのですかハルミ?もしかしてそんなに痛むのですッ?」


母は貴方の頬を撫でる
暖かい…手、優しい…眼、、


『ッッッぁ、あぁあ"ッハ、アアアアア!!!』


眼から泪をこぼし、母に縋る貴方
握る手と着物を離さず、力一杯…握りしめる
2度と離したくない、、手放したくないこの暖かさに…貴方は泪を流す


母「……よしよし、そんなに痛かったのに善く今まで耐えましたね。
大丈夫、お母様が治療してくださるから…ね?」

『うッッッあぁっハァッあ!は、は母上ぇッッ』


ただ子供のようになく貴方、そんな貴方を優しく包む母の温もり



1度知った甘い蜜の味(暖かさ)
もう忘れる事すら……出来やしない、、

それを誰かが観ているかのように笑ったのだった……


……

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作品ジャンル:アニメ
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Fukumin(プロフ) - ありがとうございます。本当にありがとうございます。少しながらもストーリーどういうふうに書くか考えられましたので、今週中には絶対出せます。応援ありがとうございます!!これからも頑張ります。 (2022年4月26日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - はじめまして。途中から読みました。続き、楽しみにしてます。ゆっくりで構いません。 (2022年4月26日 17時) (レス) @page47 id: 3780771c00 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - いちごちゃんさん» ありがとうございます。本当に進められなくてすみません!(汗 時間が空いたらすぐに書きますので、その時までお待ちください(_ _) (2021年3月22日 22時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
いちごちゃん - 続き待っています。楽しみです。 (2021年3月22日 22時) (レス) id: bead9c1855 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 桜愛さん» ありがとうございます!頑張って書きますので、今後もよろしくお願いします! (2020年6月8日 6時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月7日 9時

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