第佰弐拾話 ページ40
3人はもじもじする
なほ「あの、ハルミさん」
『はい!』
すみ「私達もハルミさんや皆さんに出会えて良かったです」
きよ「またいつでも来てください!」
そう云う3人
想わず貴方は抱きついてしまう
「「「わわぁ!?」」」
『ありがと。3人とも…無事に帰ってくるように頑張るわ!
そして一緒に遊びましょう!』
「「「はい!」」」
『ふふ…』
心の中で(『この子達も護るんだ』)と思いながら、貴方は去っていった
次にアオイ会った
アオイはボーッとしていた
『?アオイちゃん?』
アオイ「!は、はい。なんでしょうか?」
『あ。その…お礼が云いたくてね。
短い間だったけど、私アオイちゃん達に出会えて良かった。
それにねアオイちゃん』
そう近づき、カナヲと同じように彼女の手を取る
『貴方は臆病者じゃないわ。運良く生き残ったのは本当にすごいことよ。
それにね、貴方は貴方が出来ることやってるじゃない』
アオイ「え…」
『ふふ』とそう笑う貴方
アオイはその笑顔を見て泣きそうになる
アオイ「私…役に立ってる?」
『えぇそうよ!だって私達の怪我を治してくれたじゃない!』
アオイ「でもそれは!」
「『しのぶさんのおかげ』」
『だけじゃないの』
アオイ「!!」
少し握る力を強くし、まっすぐアオイの眼を見る
『きよちゃん、すみちゃん、なほちゃん、も。カナヲちゃんも…そして貴方もよ。
貴方達がいたお陰で私たちが今いる。
忘れちゃダメよ?』
アオイ「…ッ。ハルミっさん」
『あ。えと…な泣かないで?アオイちゃん』
そう膝をついて下を向き泣き出すアオイ
アオイは小さな声で「よかった。私…良かった」や「ありがとう」と何度も繰り返した
文字でわかる「感謝」という言葉
『アオイちゃん。私達、行ってくるね』
アオイ「…うんっ」
ゆっくりと手を離し、離れる貴方
『行ってきます!』
アオイ「いって、らっしゃい……」
……
そして最後に行った所…
ガチャッ
嘉仁「あ!隊員さん!」
『嘉仁さん』
お互いを抱きしめ合う
『嘉仁さん…私達ね、これから鬼狩りしに行くの』
嘉仁「そっか…」
寂しそうに見つめる嘉仁
貴方は『嘉仁さん』と呼ぼうとした時…
嘉仁「俺も行きたい」
『え』
小さな手に力が籠る
嘉仁「俺は隊員さんの…ううん、ハルミさんの力になりたい。
待つことしかできないなんて、出来ない」
『……
わかった。一緒に行こう。嘉仁さん
でも約束して、死なないで…』
そう2人は約束を交わした
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Fukumin(プロフ) - ありがとうございます。本当にありがとうございます。少しながらもストーリーどういうふうに書くか考えられましたので、今週中には絶対出せます。応援ありがとうございます!!これからも頑張ります。 (2022年4月26日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - はじめまして。途中から読みました。続き、楽しみにしてます。ゆっくりで構いません。 (2022年4月26日 17時) (レス) @page47 id: 3780771c00 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - いちごちゃんさん» ありがとうございます。本当に進められなくてすみません!(汗 時間が空いたらすぐに書きますので、その時までお待ちください(_ _) (2021年3月22日 22時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
いちごちゃん - 続き待っています。楽しみです。 (2021年3月22日 22時) (レス) id: bead9c1855 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 桜愛さん» ありがとうございます!頑張って書きますので、今後もよろしくお願いします! (2020年6月8日 6時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
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