第佰拾参話 ページ33
アオイ「そ、そんな顔しないでください。
私もやりにくくなります」
『ウッ、すみません…』
アオイ「では、次に行きましょうか」
『ハイ、お願いします』
もはや申し訳なさしかなかった
次に…最後の特訓は全身訓練
「はじめ」
その合図で同時に2人の足が動き出す
2人とも早い
だが。距離が縮まらないし離れもしない。同じ距離をほぼ保っている
そう、これは現代ではいる「シャチの狩猟方法」である
相手を疲れさせる、わざとその距離を保たせて疲れた時に一気に取る
相手も不安に追われながらの追いかけなので精神的にもやや来る
アオイ「ッ」
(『隙が見えたッッ』)
見逃さなかった隙、それを狙い一気に距離を縮め、アオイの腕を掴んだ
『よし！』
アオイ「すごいです…、体力が衰えてない」
『本当ですか？よかったです。
実は寝る時にも頑張って母の手帳に書かれていた呼吸をしてるんです』
アオイ「それは、"全集中の呼吸"ですか？」
そう聞くアオイの表情はどこか暗かった
しかし、あなたは気づくことは出来ずに話してしまう
『そうなんです！ということはアオイさんも出来……』
アオイ「私は出来ません…。出来たとしても、私は生き残れません。
私は臆病者です。ただ、運良く生き残った者なんです…」
そう告げるアオイ
『しまった』と顔をしたが、時すでに遅し。
心底申し訳ない気持ちで『ごめんなさい』とあなたは告げた
アオイ「構いません。さ、続きをしましょう」
貴方が別の鍛錬をしている中、炭治郎達は別の鍛錬をしていた
それは…"栗花落カナヲ"の訓練
貴方より早く始めた彼らでさえ、彼女に負けてしまう
それくらい強いということ…
アオイ「ハルミさん！」
『え…？』
バシャッ‼︎
『ブグッ⁉︎』
よそ見をしていたせいで、顔面に薬湯がかけられる
おまけに口の中にも入ってしまった。
突如口の中にも苦味が広がる
『クッ、に、苦…いッ』
顔を顰めてしまうほど、苦いのが苦手な貴方
だが、これはみていない自分が悪いと1人で反省する
アオイ「よそ見をしてはいけません！次！行きます！」
『お願いします！』
その後は沢山の訓練をした
皆より遅い分、貴方は精一杯今日の訓練をやり遂げた
…
『ふぅ、』
温泉
全身に湯の暖かさが感じられるほど、貴方は疲れた
精神的にはまだ余裕かもしれないだ、身体はやはり鈍っていた
『頑張らないとね。みんなの為にも』
そう云いながら夜空を見上げた
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Fukumin(プロフ) - ありがとうございます。本当にありがとうございます。少しながらもストーリーどういうふうに書くか考えられましたので、今週中には絶対出せます。応援ありがとうございます!!これからも頑張ります。 (2022年4月26日 20時) (
レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - はじめまして。途中から読みました。続き、楽しみにしてます。ゆっくりで構いません。 (2022年4月26日 17時) (レス) @page47 id: 3780771c00 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - いちごちゃんさん» ありがとうございます。本当に進められなくてすみません！(汗 時間が空いたらすぐに書きますので、その時までお待ちください(_ _) (2021年3月22日 22時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
いちごちゃん - 続き待っています。楽しみです。 (2021年3月22日 22時) (レス) id: bead9c1855 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 桜愛さん» ありがとうございます！頑張って書きますので、今後もよろしくお願いします！ (2020年6月8日 6時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
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