検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:62,895 hit

第捌拾伍話 ページ4

殴りかかろうとする伊之助を止める炭治郎
老婆を庇う貴方と善逸


『わわっ⁉ダメだよ!伊之助君!そんなことしちゃ!』


と焦る


伊之助「はぁッ⁉うるせぇ!"ハヤコ"!」


『"ハルミ"だよ!伊之助君ッ!』

善逸「善いッ?これは切り火(・・・)だよ!
お清めしてくれてんのッ!!危険な仕事行くからぁッ!」

気を取り直して、伊之助にも切り火をした老婆


老婆「どのような時でも誇り高く生きてくださいませ、ご武運を…」


3人は一礼をする、伊之助はそれを見る

そして3人は後ろを振り返らず走っていった
だが伊之助はどこか気になって後ろを何度か振り向いたりしたのだった…



炭治郎、善逸、伊之助、貴方という順で走っている
すると伊之助が口を開く


伊之助「誇り高く?ご武運?どういう意味だッ?」
炭治郎「そうだな…、改めて聞かれると難しいな。
あ、そう云えばハルミはこういうの得意か?俺は少々苦手で…、」
『そうね…、勉強はしたけどいざそう聞かれると難しいね。でも、


自分の立場をきちんと理解し、
その立場である事が恥ずかしくない様正しく振る舞い給え…


だった気がする』

善逸「凄い…、」


と善逸が少し後ろを見ながら云った


『フフッ、ありがとうございます』


そう笑うと善逸は顔を赤らめる


炭治郎「それにお婆様は俺たちの無事を祈ってくれてるんだよ」
伊之助「その立場って何だ?恥ずかしくないってどういうことだ!」
『そうね…、』


と答えようとするが、伊之助はどんどん質問する


伊之助「正しい振る舞いって具体的にどうするんだ?


何でババァが俺たちの無事を祈るんだよ。
何も関係ないババァなのに、何でだよッ?

ババァは立場を理解してねぇだろ!」


そう云った伊之助に少し怒りを感じる炭治郎は少々いじめる
それは走る速度を加速…


『ぁッ!炭治郎速いよぉ!ていうか伊之助君そんな事云っちゃダメよ!』
伊之助「はぁ?何でだよッ?本当のことだろうが"ハルエ"!!」

『も〜、だから"ハルミ"だってば!あと少しずつ近づいてるよッ!』


褒めてるのか怒ってるのか、貴方自身でさえ解らなくなった瞬間であった

第捌拾陸話→←第捌拾肆話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
435人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , アニメ沿い , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Fukumin(プロフ) - ありがとうございます。本当にありがとうございます。少しながらもストーリーどういうふうに書くか考えられましたので、今週中には絶対出せます。応援ありがとうございます!!これからも頑張ります。 (2022年4月26日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - はじめまして。途中から読みました。続き、楽しみにしてます。ゆっくりで構いません。 (2022年4月26日 17時) (レス) @page47 id: 3780771c00 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - いちごちゃんさん» ありがとうございます。本当に進められなくてすみません!(汗 時間が空いたらすぐに書きますので、その時までお待ちください(_ _) (2021年3月22日 22時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
いちごちゃん - 続き待っています。楽しみです。 (2021年3月22日 22時) (レス) id: bead9c1855 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 桜愛さん» ありがとうございます!頑張って書きますので、今後もよろしくお願いします! (2020年6月8日 6時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月7日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。