季節の呼吸を持つ少女【鬼滅の刃】第参話

第玖拾漆話 ページ17

伊之助「しゃぁああ!!
ぶった斬ってやるぜぇッ！鬼こらぁあッッ!!」


そう云い伊之助は猪突猛進かのように追う
そして鬼も逃げる


炭治郎「伊之助！」


姉蜘蛛「ッッお父さん!!!」


伊之助「誰が父さんだ!!」

すると伊之助の上に影が出来る
上を見れば貴方達と比べて遥かに大きい鬼が降りてくる


炭治郎「伊之助ッッ！」『よけてッッ!!』


空中で回転してよけた伊之助
そして父蜘蛛が顔を睨む

炭治郎「いぃッッ!!」
『ひゃああッッ!!!』


まさしく蜘蛛…、何より眼が多くて気持ちが悪い
鳥肌が止まらない


父蜘蛛「俺"の家族に"ッ…、近づぐな"ぁあああッッ!!」


そう云い、伊之助がいた場所を思いっきり殴る
石にはヒビが入り、割れる。それほどの威力がある


姉蜘蛛「後は任せたわよ、お父さん…」
『!!ま…』

止めようとした貴方、しかし父蜘蛛はその最中伊之助に攻撃をしようとする


炭治郎「水の呼吸 弐ノ型＿＿＿＿＿水車あぁッッッ!!!

うをぉおおぁああああッッッ!!」


手を斬ろうとする。だが刃が通らない…硬い


『!!炭治郎!』


もう1つの拳で炭治郎を殴ろうとした、それを両手刃で止める伊之助


伊之助「かってぇええッッ!!」


伊之助の刃ですら通らない
そして父蜘蛛は叫び、2人を飛ばす


『ッ…こっちよ!!この鬼野郎がッッ!!』


そう云い鬼を自分の方に向かせる


『私の血が欲しいんでしょ〜!!ほら来なよ!!』
炭治郎「ッ！駄目だ!」


そういうが、それをも無視し鬼を誘う
陸にいると追いつかれるから態と川に入り、走る

貴方は炭治郎に目線で云う…


『方法を探して、私が時間稼ぎをする』


と。
それに気づいた炭治郎は即行動する

水と陸では違い体力が奪われやすい。でも…、動く、動くしかない
その思いで必死に走る

すると木が落ちてくる


『ッッッ!!』
炭治郎「ハルミ!!大丈夫か!!」
『えぇ!伊之助君は!!』
伊之助「当たり前だろッッ!!」

(『今のうちにやらないと…、』)


そう思い、刃を強く握る

その時、父蜘蛛はあの大きな木を持ち上げた
それに向かっていた炭治郎の刃に当たる

まるでそれを狙うかのように…


『!!炭治郎!』
伊之助「あ、危ねぇッッ!!」


だが、伊之助は高く、そして遠くへと投げ飛ばされた


伊之助「健太郎ぉおおおッッ!!!」

炭治郎「ッッ!伊之助ッ！ハルミぁッ!俺が戻るまでッ死ぬな!
そいつは十二鬼月だぁッ！死ぬな！死ぬなぁ!絶対に死ぬなぁあっ！」


そう云い消えていった…

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