化学で世界を救う少女【Dr.STONE】

4…狼煙を上げろ ページ36

先に風呂に出た貴方は服を着てから、作業開始

『ふふふ、硫黄ザンマイ、フフフ…』


と幸せな顔で言う

その際2人の話が聞こえるが、耳に入る事すら無く
飢餓夢中に硫黄掘りをしまくった…


…


翌朝、此処からが本当の仕事

『火薬の素材は3つ揃ったわ』
大樹「おぉ!もう揃ったのか!」
『後は混ぜるだけ。さぁ、楽しい火薬のクッキングの時間だ!』


と悪役のような笑顔で言う


SENKU'Sキッチン
火薬の素材「その1」
温泉で採れ放題の硫黄

火薬の素材「その2」
木炭

火薬の素材「その3」
硝酸カリ

大樹「う〜ん、ナントカ酸ってどっかで聞いた事…
!硝酸!奇跡の水!例の洞穴から採ったのか⁉」
『雑頭が珍しく正解じゃねぇか。100億万点やるよ』


そして3つの素材を混ぜる


『硝酸カリ、硫黄、木炭をぶち込んだもんに、
隠し味で砂糖とかちょちょっと足すだけでパワーが上がる。
因みにこれはブドウから作ったブドウ糖な』


と説明しながらやる
【因みに全てマジ話なので皆さん真似しないでください】


『仕上げはぶっ叩いて固める‼』


そして大樹は良きに合った大岩を持ち上げる


大樹「ぶっ叩くんだなぁ?体力作業は俺に任せろ!」

「『えぇええ…』」


あまりの大きさに白目になるが、杠が止める
なんとか説得作用としたが、


『石同士ぶつけても火花は出ないから大丈夫よ』
杠「え、そうなの?」


そして大樹は簡単にぶつけてみる

大樹「あ、本当だ!」
『火打ち石って言うのは石だけじゃないのよ。
鉄が混じってなきゃ、火花は…。
温泉、火山、…


黄"鉄"鉱

…。
!?待t…』


『待てデカブツ‼』と言う前に力強くやってしまった大樹
そして火花が飛ぶ

一同唖然、いや、ドン引き
そして急いで離れる


ドンッッ‼‼

「「うわぁっ⁉」」『ぬわぁああ⁉』


凄まじい爆発と共に煙も立った

『ッハハ!問題ねぇば‼"火薬クッキング"大成功じゃねぇか‼』
杠「こんなに凄いんだ、火薬って…」


と少々震えた声で言う


『えぇ、昔…学生が実験とかでミスして
手足吹っ飛んだレベルの事故もバンバン起きてたからね』
杠「えぇ…」


あっさり怖いことを言った貴方に驚く杠


『その気になりゃ、確実に凶器だ』
杠「これで司くんを攻撃するの?」


杠と大樹は考えた…、これでもしやってしまったら…
貴方は…千空は殺人鬼となってしまう…

それが怖し手仕方が無い2人…
だが、その心配は要らなかった

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