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第捌拾壱話 ページ36

すると血はすぐに取れた
凄い物だと思っていると、背後から「にゃぁお〜」と猫の鳴き声

『猫……これはもしかして珠世さんに届ける猫でしょうか?』
炭治郎「あぁ、きっとそうだ。よしよし、ありがとう」


頭を撫でながら取った血を背負っている箱に入れた


炭治郎「じゃあ、気をつけて」
『くれぐれも怪我しないように、、』


そして猫は1度こちらを見てから歩き、もう1度鳴くと霧の様に消えていった…

『……魔法、見たいですね』
炭治郎「あぁ。……凄いな」


と少し感心していると炭治郎が「あの子達は…探さなきゃ」と思い出す
貴方達は立ち、襖の方へいく

そしてこの部屋から出る際、1度礼した


「『成仏してください…』」


そう云いながら…。
走った際、後ろを振り返る…


「感謝」「嬉しさ」


と云う文字があったのだ。
その文字の意味はどう云う意味か、貴方さえも解らない…


……


貴方達は走りながら2人(清とてる子)の名前を読ぶ
しかし背中の痛みと出血のせいで脚がふらつく。
だがここで止まるわけにもいかない

そしてある部屋の前につき、炭治郎が開けて「清!てる子!」と叫ぶ
すると…

てる子「きゃああっ!!」清「うわぁああッ!!」


と云い、物を炭治郎に投げる
貴方は襖の隣にいるので、投げられる心配はない

多くの物が投げられてくる中…本が炭治郎のおでこに直撃
痛みで、おでこを塞ぐ。とても痛々しい…

『だ、大丈夫ですか?!』


と焦って、炭治郎に近づく。炭治郎の眼は泪眼(なみだめ)になっていた


てる「あ…」
清「炭治郎さんとハルミさん…」

炭治郎「何で物を投げつけんだッ!」
清「ごめんなさいッ!鼓が消えちゃって混乱してッ…」
『無事でよかったです…』


そう微笑むと、てる子はその笑顔に安心したか泣き出した
今までの我慢が泪で溢れ出た。
2人は近づき、「善く頑張った」『偉いわ』と2人に云った


炭治郎「さぁ、外に出よう。背中に乗って」
清「はい…」


そして清は炭治郎の背中に乗る

『てる子ちゃんおいで…』


と云い、貴方は前抱きをした


『これで顔を拭きますね。可愛い顔が台無しですから?』


と云い胸元から布を出し、てる子の泪を拭いた

『ほ〜ら、綺麗になりましたよ?フフッ』
てる子「!ありがとうハルミお姉ちゃん!」


と精一杯笑うてる子に「どういたしまして』と笑って返した
そして出口へと歩いていく貴方達


炭治郎「脚は大丈夫か?」
清「はい」
炭治郎「もう少しの辛抱だぞ」
と励ます

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作品ジャンル:アニメ
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» もう、なんと仰ったらいいか…、本当にありがとうございます。教えてくださり、誠に有難うございます (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 37ページ 善逸と正一がする。 はするではなくいるではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 33ページの 稀血が渡さないッ! ですが、がだと少々可笑しな文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 21ページに次男感とありますが長男感ではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 霊夢たん!さん» 有難う御座います! (2020年8月11日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年11月10日 19時

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