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第伍拾玖話 ページ14

宙から聞こえる音
見ると、あちこちに飛ばされている炭治郎(・・・)の姿があった

『ッ!!⁇』


思わず身体が硬くなり、動かなくなる

宙で技を連続で出している炭治郎を見て思わず心が痛くなった

『ッッッ!!(炭治郎君も頑張ってるんだッ、私だってッ!!!)』


そう思い、走って朱紗丸の方へと刃を振るう

しかしそう簡単には行かなかった…
鞠で地面にある砂を立たせて、云わば霧状態にした

その中からの鞠の攻撃


愈史郎「馬鹿がッ、直線的な攻撃なら交わすなど造作もないわ!
位置の特定も容易いッ!!」

朱紗丸「フッ、丸分かりじゃああ!!!」

それを言った直後、強大な鞠を投げた


『!愈史郎さん危ない!!』


しかし、その鞠は頭に当たることがなかった


禰豆子のお蔭によって(・・・・・・・・・・


『!禰豆子ちゃん…』


そう云い走って近寄った

『禰豆子ちゃん大丈夫ですかっ?痛みは?』
禰豆子はじっと貴方を見つめる。そして頬に手を伸ばす


『!!禰、禰豆子ッちゃん?』
禰豆子「…」


禰豆子は哀しい顔をした
貴方の頬にかすり傷があった為だ…、


禰豆子はある人(・・・)と重なる…、、それは自分の妹…、花子だった。


『私は大丈夫です禰豆子ちゃん。
心配してくれてありがとう。でも今は共に戦いましょ…ね?』
禰豆子「ん…」


そう云い頷いた
そんな話をしている間、朱紗丸が投げた手鞠が来る


それを、禰豆子は蹴り返そうとした(・・・・・・・・)


蹴ったものの、方向がずれた


朱紗丸「キャッへへへへへッ!!」


そう笑い、また投げた禰豆子は蹴り返す
それが何度も、何度も続いた…


愈史郎「あいつ…」


愈史郎は驚いた…、それは貴方もだった
珠世は家から出てきて、愈史郎の横に立つ。珠世も同様、その光景をみていた

禰豆子は手毬を蹴って数10回目…初めて蹴り返す
そして朱紗丸の手で少し動いていた

つまり…、


『強く、なってる…?』


朱紗丸は焦った顔をした。
そして蹴り飛ばした…、それを禰豆子が蹴って返す
それを朱紗丸が蹴り返す。その繰り返しだった…

その威力は地面の砂が立つほどであり、そして素早い…、、


朱紗丸「う"ぅ、この餓鬼ィッ!!!」
禰豆子「ウ"ゥウウウウッッ!」


愈史郎「すごい…、珠世様、これは…」
珠世「私が使った薬は、ただの回復薬です。鬼専用の。
身体を強化する作用はない…」
『つまり、その力は禰豆子ちゃん自身の力…と云う事ですか?』


珠世は頷いた

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作品ジャンル:アニメ
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» もう、なんと仰ったらいいか…、本当にありがとうございます。教えてくださり、誠に有難うございます (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 37ページ 善逸と正一がする。 はするではなくいるではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 33ページの 稀血が渡さないッ! ですが、がだと少々可笑しな文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 21ページに次男感とありますが長男感ではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 霊夢たん!さん» 有難う御座います! (2020年8月11日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年11月10日 19時

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