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27.兄弟としてじゃなくて ページ28
*一松*
「兄弟として…なんかじゃ
ないよ、今更だけど。
別にお前の返事が聞きたい
訳じゃないけど。
ただ、
ずっと、
……8年前から
好きだったってこと。
それだけ。
はぁーーーーーー…、
なんだ、思ったより
辛くないね。
はぁ、何も苦しくない。
こんなことならもっと早く
言えば良かった。
8年もお前に触れられる度に
苦しくなって。あ〜あ、
あほらし。
あ、心配しなくていいよ。
今日辺りに家出てくから。
あり得ないでしょ、兄弟にピー
するクソ野郎と一つ屋根の下で
暮らすなんて。
財布とりに一回戻るけど、
それぐらいは許してよね。
余計な気遣いとか一切いらん。
やっとこれで俺の中の
蹴りがついたからさ。
俺のことで悩む必要、これから
無くなるよ____、
あぁ、考えないか。
安心して、俺がいなくなるのは
家から埃一個無くなるのと
同じだから。
それじゃ、
精々幸せに
なってよ、カラ松。」
「勝手なことばっか言うなッ」
((グンッ
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