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23.本当は、 ページ24
*一松*
「おいっ、一松ッ!?、
いちまつっっ!?
どうした、大丈夫かっ!?」
「ハアッ……、ハアッ……」((がくっ…
「ひぐっ、…ぅぅ…ッッッ、、」
ーーー本当は、
本当はお前の優しさが
自分本位だろうと嘘じゃない
ことくらい分かってる。
「兄さん息が出来ないのッ!?」
「ハッ……ハッ……ッ、、」
「みんな起きてくれ一松が、
大変なんだッッッ」
「かはっ……、うっ……」
「しっかりして、一松!」
「一松兄さんッッッ!」
「兄さんッッ!」
「一松ゥッッッッ!!!」
だけど俺はこの気持ちを
嘘にしなきゃいけないから
嘘を本当にしなきゃ
いけないから
ごめんなさい、カラ松兄さん。
お前を酷く悲しく
傷つけてしまって、
「〜〜〜〜〜〜ッッ!」
「ッーーーーーー、、、!!」
((ひゅっ……
だけど、何よりも
本当の俺をお前に見せるのが
とても怖いんだ。
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