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17.自覚 ページ18
＊一松＊
12月。
ガララ……
「ひゃぁーーー！雪だ！」
「行ってきまーすっ！」
「いってらっしゃい、おそ松チョロ松
十四松トド松」
「雪降ると冬って感じだねー」
「ついこの前まで夏だったのに」
「うおっ、滑るー」
「雪山どぅぅぅぅぅぅーん！」
「カラ松ー一松ー、学校行かないの？」
「OH！マミー、今行くぜ……」
ガララッ…
「ワァオ！ソーコールド……
一松、外は雪だ。暖かい格好して…」
「うるせぇな、気安く話しかけんな
……KS松」
「……？そうか……」
ーーー8ケ月。
. .
俺が これ を自覚してから
今日で丁度8ケ月……
あれから俺はカラ松を意図的に
遠ざけた
酷い言葉で煽ったり
無視をしたりあいつを嫌いだと
思い込むことで
本当に嫌いになれた気がしたからだ。
兄弟達もこいつのこと
イタイだのなんだの言いながら
構わなくなって来たもんだから
丁度良い
当の本人もすっかり自分の世界の
住民になったし
全て都合がいい。
このままあいつと完全に
縁が切れたらいいのに……
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