第254話：怪しい奴やん ページ5
「珠世様、今しがた町で鬼を連れた人間を見かけたので連れて来ました。入ってよろしいでしょうか」
「どうぞ」
七三ボーイに連れてこられたのは、町から少し離れた閑静な場所にポツンと建つ1件の家だった。
しかもこれが意外とデカいのだ。七三ボーイお前もしや金持ちかよ…。いや見た目からしていい所の坊ちゃんみたいだけれども！七三だし！？(ド偏見)
「何をしている早く部屋に入れ。珠世様の貴重なお時間を削るな殴るぞ」
『七三ボーイ当たり強くね？？風当たり台風かよ…』
ギロりと睨まれた七三ボーイに脅されるも、キィ…と音を立てて開いた扉の先へと、恐る恐る足を踏み入れる。
腕の中にいる土下座ボーイを抱き締める力を強めつつ、ビクビクとしながらも部屋の中には入ってみれば。
そこには何ともまあどちゃくそ美人な女の人が1人、大きな目でこちらを見ていた。
彼女のあまりの美貌に言葉を失う。
いや〜美人にも限度があるのでは？？(？)
彼女の色っぽい雰囲気にぽけーっとしていると(多分アホ面してる)、
「…貴女は、鬼を連れているのですね」
と、これまた美しい声が私の方に投げ掛けられた。
『いいいいやあのですね、これはあれなんですよ。
ちょっとあの、あれですあれ』
「…あれですか」
『そうなんですあれです。あの、目の前で仲間が鬼にされる所をたまたま見てしまいましてですね！まだ鬼になったばっかで人間も喰べてないし首を斬るのもな〜！なんて…思って…あの、でもまあ見ての通り攻撃もしてこないし…だから』
「話が長い。10文字以内にまとめろ」
『お前がやってみろ？？？(余裕が無い)』
「こら愈史郎、急かしてはいけません」
「はい珠世様！」
『なんだコイツ(困惑)』
愈史郎が申し訳ありません、続きを。なんて、珠世？さんに促されるも…(七三ボーイ愈史郎っていうんだ…)
依然としてやはり私の口からは言い訳めいた言葉しか出ず、挙句の果てに視線があっちこっちへとと泳いでしまう始末で。
いや〜ね。これは自分でも分かる…怪しい奴やん。
でもこれは仕方ないだろ！何か鬼を庇ってるって時点でもう後ろめたく感じちゃうんだよ！挙動不審になっちゃうんだよ！
わかるでしょあれだよあれ！
授業中ノートに落書きしてるといつも以上に周りの視線に敏感になっちゃうやつだよ！！
「…貴女は優しいのですね」
『へ』
「…私の知人にも1人、鬼を連れた鬼狩りがいるのですが…貴女は彼と似ている」
…ん？え？…え、それは…え？？(困惑)
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ショートケーキ - そうなんですね！私炭治郎推しなんですけど映画見て煉獄さんが大好きになりこの二人のどちらかが選ばれたらいいな〜なんて(笑)ゴホンｯこれからも更新楽しみにしてます！！！ (2020年11月9日 20時) (
レス) id: cac4502af4 (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - カシューナッツ炒めさん» そうなんですあのあのあのあへなんですあのあのあの！！！あとあとありがとうございますあのあのあのあの私も好きですあの (2020年11月9日 18時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - ショートケーキさん» 初めましてショートケーキさん！！コメントありがとうございます！！いつも更新楽しみにしていただけてるとは嬉しい限りでございます(泣)これからも頑張ります！！そしてオチに関しては私のせいで煉獄さんに寄ってますがとりあえずは考えてません！行き当たりばったり！ (2020年11月9日 18時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
カシューナッツ炒め - あのあのわかりますよあのあれですよね、信頼の上というか愛あるというかあのですよねあのあとすきですあのあのあの (2020年11月7日 22時) (レス) id: 629da356f3 (このIDを非表示/違反報告)
ショートケーキ - 初めまして!!いつも更新楽しみにしています！私はこのお話が大好きで更新まだかなといつもそわそわしています!これからも頑張ってください!ちなみに、、、だれオチとかあるんですか!? (2020年11月7日 2時) (レス) id: cac4502af4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまいろ
| 作成日時：2020年2月4日 23時
