危機が迫る夜の中 ページ8
気づけば夜になっていた
『(まさか日本語言えるなんて予想しなかった…。)
ックシュッ。…やっぱり濡れてるから体が冷えるわ…』
少し自分に呆れながらそう言った貴方
そして静かな月の下で歩く
『…？』
貴方は疑問に感じた
"テニスボールの音がしない…"
『？(へんな音が少し聞こえる…)』
それは何なのかは、貴方には解らない。
しかし、違和感を感じていたのだ
すると…、
?「やぁ?お嬢様…?」
『…？なんでしょうか？』
振り返ると男性がいた
高校生くらいと貴方は予想した
髪の毛は銀髪。眼の色はわからない
ただ、何か気配が違った
『誰ですか。貴方は…』
？「そうだな〜…、まぁ、言いたいんだけど今は言えないよ？
お嬢様…？フフッ」
そう言い貴方に近づいていく
貴方は警戒して後ずさる
？「ぁ〜…、警戒しちゃう〜？そこ？
ま、いっか…。それにしても…」
いつの間にか目の前にいた男性は、貴方の顎を取り、
自分の方へ向ける
？「ふ〜ん…、綺麗な顔だね〜…、
『いい加減にして下さい』
荷物を持っていない方の手で男性の手をはらった
『貴方、何がしたいのですか？』
少しだけ怒った口調で言った
？「いや〜、困った困った。そんな怒らないでよ？ね？ね？」
どこかチャラい男性
それをみた貴方は少し呆れていた
『質問に応えて下さい、お兄さん…。
貴方は…、いや…
？「…。ふ〜ん、知ってるんだ。色んな人に見られてるの…」
『視線があちこちから来てるんでね…。
早く質問に答えて…』
？「おっと？お嬢様、口調口調。変わってるよ〜？
ん〜、でもそうだね〜…、
テメェらを潰す為さ…
やれ!
」
そう言った直後テニスボールの
『ッ！』
一瞬にして飛んでくる"それ"を貴方は避ける
『ッ！(テニスボール？いや、何か違うッッ!!
…！この音って…』)
先程の「へんな音」…、その正体は"それ"だった
しかし避けているうち、足が縺れてしまい
地面に倒れた
相手はその隙にボールを打ち、貴方を狙った
『クッ!』
なんとか避けるものの、頬に擦れたり足に擦れたりと
地味に痛い事をする
『はぁ、はぁッ…、何がしたいんだっ!!』
？「おっと〜？口調が荒くなってるよお嬢様？
悪い子だね…、」
いつの間にか目の前にいた誰か
ラケットで顎クイをし、視線をこちらにする
その目は、まえうで大鷲のようだった
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Fukumin(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます！頑張ってやります！ (2020年3月2日 23時) (
レス) id: 6726d13635 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました^_^続きの更新頑張ってください！！ (2020年3月2日 20時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
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