第廾捌話 ページ30
北北西ノ町ヘ向カエ!
ソコデハ
オ祭リデ踊子ガ踊ッテイル最中、火ガ消エル!
ソシテ再ビ火ガ灯ッタ時、踊子達ガ消エルノダ!
ソコニ潜ム鬼ヲ見ツケ、抹殺セヨ!
杠ハルミ!心シテカカレ!
鬼狩リトシテノ、最初ノ仕事ダ!」
最初の仕事…
それを聞いた貴方は少しだけ嬉しかった
『有難う、鎹鴉。ちょっと待てて、着替えてくるわ…。
ぁ、鋼鐡塚さん、有難うございました!この刃を折らない様に頑張ります!』
鋼鐡塚(「折ったら殺すがな…」)
と想っていたなんて…誰も知らない…
…
ササッ
そこには鬼滅隊の服を着ていた貴方がいた
『どう、でしょうか…?』
少し恥ずかしながらも云う
祖父「善〜く、
祖母「えぇ、とても…」
『…(「悲しい」、「嬉しい」…か…)』
その文字を見て、下を向いてしまう
父「…。ハルミ」
『はい、父上…』
父「
『…!!』
父「お前は鬼滅隊だ。下を向いてる暇などないだろう…。
前だけを見なさい。例えばどんなにも苦しくからろうと…、ただ前だけを」
『…ッ。はい、有難う、ございます。父上ッ』
泪は頰に伝わる
祖母「ハルミ…。これを…」
すると祖母の手には羽織があった
『これは…』
祖母「私が作ったの。ハルミに似合うかと思ってね…」
『ッ!…もう、お祖母様ッ私を泣かすつもりですか?』
祖父「ほれ、これを持っていき」
祖父は
祖父「必要な物を全部入れておる。
特に治療道具がな…」
祖父は微笑む
『ッもう本当に…ッ』
泪はさらに溢れる
父「ハルミ。早く準備をしなさい…、少しでも早く人を助けるのです」
『ッ、はい!』
そう云い、貴方は自分お部屋に入った
貴方は必要な物と、母の記録帳と服、筆。そして
『ふぅ…よし。行くか』
気を改めた貴方は部屋時から出る
…
父「体には気をつけてるんですよ…」
祖母「無理はいけないよ…」
祖父「いつでも帰っておいで…」
『はいッ…』
貴方は
『父上、お祖父様、お祖母様…
そう云い家族への最後とも云える笑顔を見せた
そして貴方は後ろを振る変えず、真っ直ぐへ進んだ…
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» 本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします…(_ _) (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 麗さん» 教えてくださり、本当にありがとうございます。因みに41ページは多分、その時の私は「肩」と言う文字を間違えてしまったと思います(汗 (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 44ページの 炭治郎を怪我していない方の左手首を掴み 貴方を包む とありますが炭治郎をだと不自然な文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 41ページの 男性の方をある人が取った とありますが取ったとはどういう意味でしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 20ページの、吹いたとありますが拭いただと思います (2020年10月6日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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