敬語の手紙 ページ2
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二幕中は手紙のこと、Aのことで
頭がいっぱいになりそうだったけど
"俺たちはプロ。
観に来てくれたお客さんに愛を与える。"
稽古中から何度も聞いた先輩の言葉を思い出し
何とか無事に本日の公演を終えた。
楽屋に戻ると社長から話を聞いたのか
俯いて動かない５人がいた。
いつも騒がしい俺らの楽屋だが
今日は珍しく静かだからか
心配して先輩たちも覗きにくる。
どうした？どうした？(笑)と
盛り上げてくれようとするが、
テンションを上げられるはずもなく
「すみません。今日は落ち込みデーなもんで。」
とちゃんと笑えているか分からない笑顔で
先輩たちを見送った。
それと入れ違いで入ってきたのは
二幕が始まる前に手紙を託した係りの人。
すのーまんの皆さんにお手紙預かりましたと
手渡されるノートの切れ端のような紙。
すのーまん様と始まる切れ端紙の手紙を
みんなで顔を近づけ読む。
きっといろんなことを察して敬語での手紙なのだろう。
スパッと切り替えられるAを
さすがだなと思いつつも少し寂しく感じていた。
「Aさんが応援してくれるなら
頑張らないとだね…」
自分にも言い聞かせるかのような
佐久間の言葉にハッとする自分がいた。
しんみりしている場合ではないのだ。
感謝の気持ち。
尊敬の気持ち。
彼女を想う気持ち。
いつか、届けられるように。
いつか、おめでとうと喜んでもらえるように。
――――――――――――――――――――――――――――
いっつもだらだら長くなってしまう。
終いには、終わりが見えなくなる←
ということで無理矢理ポジティブすのーまんで
完結でいいでしょうか？←
自分ではあんまり納得してないけど…
先に進みたいので、これは気が向いたら
修正ということで置いておきます。
次からリバイバルして過去へ！
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作者名：もこ | 作成日時：2016年4月7日 19時
