＿＿＿＿９ ページ10
You side.
辰「悠斗〜俺はぁ〜？」
自分だけ名前を呼ばれなかったのがショックだったのか、下唇を尖らせて拗ねる真似をしている。
『ふざかわくん。』
辰「え？」
照「ふ��ざか��わくんだって。」
翔「ふざかわくんって、」
渡辺くんが吹き出している。
辰「違う違う、ふかざわくん。」
『ふざかわくん』
辰「違う、ふ！」
『ふ！』
辰「か！」
『か！』
辰「ざ！」
『ざ！』
辰「わ！」
『わ！』
辰「ふかざわくん！」
『ふざかわくん！』
辰「なぁんでよ、も〜！」
でもまぁ、いっか！なんて言いながら深澤くんはゲラゲラと笑っていた。
そんな姿が微笑ましくて、今日もまた息子の練習に付き合ってくれる彼らに感謝しつつ、遠目でその様子を見守った。
暫く時間が経った頃、また深澤くんが隣にやってきた。
「また休憩？」
辰「うん。喉乾いちゃって。あとAさんが暇そうだったからさ。」
そう言って口角を上げた。
「名前、」
辰「悠斗に聞いちゃった〜悠斗くんママってなんか遠い感じすんじゃん？Aさんとも仲良くなりたいからさ。」
「またお弁当作ってきてほしいってこと？」
辰「ははっ！別にメシ目当てじゃないから。普通に仲良くなりたいだけ。」
「ふーん、？」
なんの意図があってなのか分からなくて適当に流してしまう。
「ふざかわくんは友達いないの？」
辰「ねぇ、Aさんまで��ふざかわくん��ってやめてよ。」
「ごめんごめん。」
辰「辰哉って呼んでくれてもいいよ？」
「深澤くん。」
辰「あら〜まだダメかぁ。」
なんて言いながらヘラヘラと笑った。
辰「Aさんこれ飲む？俺の飲みかけだけど。」
「え、飲みかけならいらない。」
辰「なーんて、ウソウソ。はい。海辺は風が強いから風邪引かないようにね。」
そう言って温かい飲み物と着ていたパーカーを差し出し、ピョンッとコンクリートから降りた。
辰「よっしゃ〜もう一踏ん張り頑張るかぁ〜」
半袖になった彼は潮風に煽られて体を震わせながら颯爽と輪に戻って行く。
翔「お前この寒さで上着なしとか頭おかしい。」
案の定皆に茶化されていたけど、やる気に満ち溢れてるから暑いと彼は優しい嘘をついていた。
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llo - ありがとうございます＾＾楽しみにしてます＾＾ (2021年5月1日 23時) (
レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» お返事遅くなりました....！ありがとうございます＾＾出来たらお知らせしますね◎ (2021年4月28日 20時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - cleamさん» お返事ありがとうございます＾＾え！いんですか！お忙しいのにありがとうございます！楽しみに待ってます＾＾ (2021年4月23日 20時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» コメントありがとうございます！実際に同じ立場の方に読んでいただけて光栄です（ ; ; ）リクエストもありがとうございます＾＾ただいま順次リクエストを進めておりますので、お時間いただきますがそれでも宜しいでしょうか....？ (2021年4月14日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - 私自身シングルマザーでとても親近感が湧くお話しでした！相手もいないのでふっかみたいな人がパパならな〜と思って読みました（笑）またシングルマザー系とかパパになるSnowManのお話し見てみたいです！ (2021年4月12日 21時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年1月16日 22時
