＿＿＿＿２ ページ3
You side.
その��いつかの日��など、永遠に来なければいいのにと願うほど、健闘及ばずすぐに訪れてしまうもので。
息子を保育園に連れていく途中に鳴り響いた着信音。
ディスプレイに映し出される病院名に血の気が引いていった。
《ご主人の容体が急変しました。すぐに病院まで来てください。》
「っ、は、はい！」
『ママ、ほいくえん、』
「ごめんね悠斗、先にパパのところに行こう、」
呼吸が乱れている。
嫌な予感が拭いきれない。
慌てて病室のドアを開いた時には既に、静かに目を閉じた主人の瞳孔を確認する為に担当医の先生がペンライトをかざしていた。
『ねぇママ、パパまだねんねしてるの？』
「っ、」
息子が発した言葉が現実を突きつける。
泣いちゃダメ。
悠斗が不安がるでしょ。
「うん。パパはおねぼうさんだね。」
震える声で息子の問い掛けに答えた私は、グッと涙を堪えながら天井を仰いだ。
.
.
.
それからはあっという間に時間が過ぎていった。
必要書類の届出、葬儀、あらかじめ決められていたかのように淡々と進んでいく。
その間、一切涙を流すことはなかった。
機械的に進んだことで、私の心の均衡は保たれていたのかもしれない。
『パパは？』
家に帰ってきた後、着慣れないフォーマルな白いシャツを着た息子が私に問い掛けた。
今日は日曜日。
いつもお見舞いに行く日だった。
「もうね、パパのところには行かないんだよ。」
『なんで？』
私は不思議そうに首を傾げた息子をふわりと抱き締めた。
「パパはね、お星様になっちゃったの。だからすぐには会えないんだよ。」
『パパ、おほしさまになったの？キラキラ？』
「うん、キラキラだよ。」
緊張の糸がプツリと切れたのか、気付いたら大粒の涙が流れていた。
「ママ、えーん？いたい、いたい？」
小さな手で私の背中をトントンと叩く息子。
余計に涙腺が刺激されて、自力では止められないほど涙を流した。
もう、この子を守れるのは私しかいないんだから。
しっかりしないと。
今日だけと決めて、声を押し殺して泣いた。
.
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llo - ありがとうございます＾＾楽しみにしてます＾＾ (2021年5月1日 23時) (
レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» お返事遅くなりました....！ありがとうございます＾＾出来たらお知らせしますね◎ (2021年4月28日 20時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - cleamさん» お返事ありがとうございます＾＾え！いんですか！お忙しいのにありがとうございます！楽しみに待ってます＾＾ (2021年4月23日 20時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» コメントありがとうございます！実際に同じ立場の方に読んでいただけて光栄です（ ; ; ）リクエストもありがとうございます＾＾ただいま順次リクエストを進めておりますので、お時間いただきますがそれでも宜しいでしょうか....？ (2021年4月14日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - 私自身シングルマザーでとても親近感が湧くお話しでした！相手もいないのでふっかみたいな人がパパならな〜と思って読みました（笑）またシングルマザー系とかパパになるSnowManのお話し見てみたいです！ (2021年4月12日 21時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年1月16日 22時
