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You side.
「悠斗〜そろそろ帰ろっか。」
『はーい！』
彼らに出会ってからというもの、息子はとにかく素直な良い子になった。
『またにちようびにれんしゅうする！』
とっても良い子なのはありがたいんだけど、彼らの練習が少なからず滞っているのが気になっていた。
大「悠斗〜ごめんな。兄ちゃんたち、明日からずっとお仕事だからここには来れないんだ。」
『あえないの、？』
そんなギリギリまで時間割いててくれたんだと知って、余計に申し訳なさが増幅した。
照「舞台があるからその間は怪我も出来ないし当分は我慢かな。」
分かりやすく落ち込んだ悠斗を慰めるように6人が囲んでしゃがみ込んだ。
亮「また会えるからね。泣かないよ。」
『うん、』
照「悠斗はこんなに練習頑張れる強い子だもんな。」
『うん、』
辰「悠斗〜、ヒーローになるんだろ？ヒーローが泣いてるとこ見たことあるか？」
『ない、』
辰「だろ？じゃあ次会うまでは泣かない。約束な？」
『わかった！』
わしゃわしゃっと大きな手で頭を撫でながら目線を合わせて微笑み合う姿に絆を感じた。
「待って、Aさん。」
帰り支度の為に借りたパーカーを脱ごうとした時、手首をパシッと掴まれた。
振り返ると、深澤くんがいつもの勢いなどなくもじもじとしながら立ち止まっていた。
「あ、深澤くんちょうど良かった。パーカー返そうかと思って、」
辰「あの、さ、」
「ん？」
辰「連絡先、聞いてもいいかな、」
恥ずかしそうに手を口元にかざした彼。
辰「あーーほら、あの....次、次にさ、悠斗と会う時さ、連絡取れないと会えないじゃん？」
「でも、」
辰「友達、だから、」
何か暗示をかけるように呟いた彼に押されて、連絡先を交換した。
スマホの画面を見つめた彼は、口角が上がるのを必死で堪えているようだった。
辰「じゃあまた連絡するね。」
「あ、待って。パーカー、」
辰「いいよ。次会った時に返して。借りパクは無し！」
彼は笑顔を溢しながら片付けをしている皆の元へ走って行った。
.
それから、深澤くんと何度もやりとりをするようになった。
苦にならない程度の絶妙な距離感が少しだけ心地良くて、いつしかメールのやり取りは日常になった。
.
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llo - ありがとうございます＾＾楽しみにしてます＾＾ (2021年5月1日 23時) (
レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» お返事遅くなりました....！ありがとうございます＾＾出来たらお知らせしますね◎ (2021年4月28日 20時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - cleamさん» お返事ありがとうございます＾＾え！いんですか！お忙しいのにありがとうございます！楽しみに待ってます＾＾ (2021年4月23日 20時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» コメントありがとうございます！実際に同じ立場の方に読んでいただけて光栄です（ ; ; ）リクエストもありがとうございます＾＾ただいま順次リクエストを進めておりますので、お時間いただきますがそれでも宜しいでしょうか....？ (2021年4月14日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - 私自身シングルマザーでとても親近感が湧くお話しでした！相手もいないのでふっかみたいな人がパパならな〜と思って読みました（笑）またシングルマザー系とかパパになるSnowManのお話し見てみたいです！ (2021年4月12日 21時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年1月16日 22時
