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せっかく心変わりして自分の周りの人間にも目を向け始めたエンデヴァーさんだったが、所謂ガチ勢とやらにはその姿勢は刺さらなかったらしい。
「エンデヴァーはファンサとかせん...！！媚びん姿勢がカッコイイったい...！！」
「...ガチ勢やったんか...。」
ファンの子は血の涙を歯を食いしばって流すも、本当は握手したいのか出ている右手を自身ん左手で必死に抑えている。
「変わってしもた！！変わってしもたよあーた！！」
ファンの子が走り去っていったのを、他の友達が追いかける。エンデヴァーさんに一礼し行ってしまった。
エンデヴァーさんはというと出したままの右手を見て落ち込んでいるのか何がダメだったのかを考えているようで。きっと怒られるのだろうけれどそういう姿は焦凍と似ていて流石は親子だなとクスリと笑った。
エンデヴァーさんにもうひと睨みされたので黙ろうっと。
ホークス「ハハハハ。そりゃ言われますって、キャラじゃないですもん。あ、もう食べないならもらっていいです？Aちゃんは...完食...。」
エン「...いやしいな。勝手に食え。」
『ここの焼き鳥美味しいですね。九州来たら通おうっと。ホークスさんがわざわざ私とエンデヴァーさんを半ば無理やり現地に連れて来たってことは嫌な予感しかしないので。』
ホークスさんはエンデヴァーさんの皿から残っていた焼き鳥を頬張る。エンデヴァーさんとは何かと気が合いそうだ。
ホークス「欲しいと思ったらどうにも我慢できない性分で。体育祭の後もね！息子さん指名してたんスよ、俺。NO.2の息子って肩書きがもう欲しいじゃないですか注目度的に。でもまァ今となってはツクヨミが来てくれてよかった。ショート君仮免落ちてブランドに傷いっちゃいましたからね。」
エン「雄英出身でもないのに詳しいな。」
ホークス「見分が広いんです。」
エンデヴァーさんの額に青筋が浮かぶ。本当にホークスさんは人を煽るのが好きなようだ。確かに焦凍は仮免に落ちたがあれはエンデヴァーさんと士傑の夜嵐とのイザコザがあったからだと聞いた。しかし当日はこの二人に捕まって試験は見ていないので何とも言えない。
エン「いい加減にしろ。こんな話をするのに九州くんだりまで来たんじゃない。期間外のインターンで五条までここに呼んでまでだ。そろそろ本題を話せ。」
ホークス「“噂”ですか？」
ここに来てやっと真面目にホークスさんが話し始めた。
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すぴの〜ね＠Spinone_urtk(プロフ) - 歌詞の無断転載は禁止されています。注意して下さい。そして、そのページを消して下さい。 (2022年11月28日 16時) (
レス) @page11 id: b5e15e9d1b (このIDを非表示/違反報告)
静江(プロフ) - いつも応援しております。ちなみに今年は2022年です。ページ42のご挨拶，最後だけタイムスリップしてますよ〜 (2022年10月29日 20時) (レス) @page42 id: 5c1a2b17b4 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - この小説を初期の頃から楽しん出ました。素敵な作品をありがとうございます。続編待ってます！ (2022年10月28日 6時) (レス) id: c0ee422ad8 (このIDを非表示/違反報告)
じゃむず - いつも楽しんで読ませていただいています！間違っていたら申し訳ないのですが、いちばん新しい話数が232から234に飛んでいませんでしょうか？次の更新も楽しみに待ってます！ (2022年10月5日 22時) (レス) @page34 id: 5833a3fe00 (このIDを非表示/違反報告)
響 - 一から全て読みました〜！めちゃくちゃ好みでやばいです（語彙力 続き待ってます！(*^▽^*) (2022年8月20日 13時) (レス) id: 7a8a43bff9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなな | 作成日時：2022年3月28日 21時
