雅 -miyabi- 第3章 (ページ40)

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番外編11 ページ40

BK side

BK『先輩たちも呼ばれたんですか？』

ON『あぁ…』

そして、オニュヒョンが
ドアに手をかけようとしたその時

ガチャッ

『…………っ』

TM『え、ヌナっ！？』

テミンの声に反応する事もなく
ヌナは走って行ってしまった

その場にいた全員が沈黙

KY『ヌナ……泣いてなかった？』

MH『泣いてた』

SH『と、とりあえず中に入りましょう？』

ドアを開けて中に入ると
BoA先輩、東方神起先輩、スジュ先輩が
中にいたけど……

く、空気が……

セフンは、先輩たちの異様な空気に
泣きそうになってるし

BoA『あぁ、EXOとSHINeeも来たのね
まぁ、とりあえず入って』

LT『俺、Aの様子見てくるわ』

BoA『ん、お願い』

そう言うと、トゥギヒョンは
練習室を出ていった

BK『あの………何かあったんですか？』

恐る恐る聞いてみた

BoA『まぁ、Aからの報告を待ちましょ』

ヌナ？
あ、まさか…

チャンミニヒョンを見ると
あからさまに不機嫌で
目は合わせられなかったけど

やっぱり予感は的中していた

けど、どうしてこんな空気なのか
未だに分からない…

すると、イトゥクヒョンが戻ってきた

BoA『あれ？Aは？』

LT『今、外で待っててもらってる』

CM『なんでですか？』

LT『みんなに、Aの気持ち
知ってもらいたくて…

A、僕たちがAの事が
好きなのに気づいてたって
だから、自分の口から言いたかったって』

HC『まじかよ…』

ON『それ、ほんとですか…』

LT『そういう事だから、
チャンミンもわかってあげなよ』

チャンミニヒョンは
黙って頷いていた

LT『A、入っておいで』

『みんな……』

俺たちは、ヌナが話し出すのを待った

『わ、たし……チャンミンと
付き合う事になりました…

だから、みんなの好意に答えられません
ごめんなさい……』

TM『ヌナ！謝る事じゃないよ！』

BK『そだよ、嬉しい事じゃない！』

CY『だから、頭上げて…』

真剣に謝るヌナ
すると、横でヒチョルヒョンが

HC『チャンミン、これ以上
Aの事、泣かしたら
ただじゃおかねぇからな』

CM『わかってます』

そう言われたチャンミニヒョンは
タジタジだった

チャンミニヒョンとヌナの交際宣言は
瞬く間にSM社屋中を駆け巡った

EXO『はぁ………』

宿舎に帰るとみんなため息をついていた
ま、俺もだけどね(笑)