１０Fside ページ10
「ただいま〜」
あれから割と日数は経ったが、友人を挟んで女から連絡が来ることはなかった。
結果嘘だったか、検査をして違う男のDNAが出たのか…そんなことなんだろうと、思えるようになってきた頃だった。
「ひろみつー？」
先に帰宅しているはずの宏光が、いつもみたいに玄関に来ない。
どこか買い物にでも行っているのかと思ったが、玄関から部屋に繋がるドアから光が漏れている。
入ると、ダイニングに買い物袋が置かれてあって、帰ってきた形跡があった。
「え、宏光…？」
次に寝室を開けると、ベッドで頭まですっぽり布団を被った状態の宏光が寝転んでいた。
部屋は真っ暗で、間接照明すらついていない。
電気をつけて、そっと体を叩く。
「ちょっと、大丈夫…？」
布団を捲ると、宏光は寝ていたわけではなさそうで、眩しそうにこちらを向いた。
K「ん…おかえり」
「体調悪い？どうしたの…」
K「なんか帰ってきてから、急に気分悪くなっちゃってさ…悪いけど、寝てていいかな。買い物はしてきたから、自分で作って食べててほしい」
「頭痛いとかはない？」
K「平気。大したことないよ」
大したことなかったら、こんなにあからさまに寝込まないことくらいはわかっていた。
隠そうとしないくらいなんだから、よっぽど辛いんだろう。
「急にどうしちゃったんだろうね…何か食べれそうな物作って来るね」
K「ありがと…」
額を触ると、熱はなさそうだった。
また何か、ストレスをかけてしまっただろうか…
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氷 - 北山宏光君のドラマ新聞社の女の人スッゴい強引に家に入れてやらしい事してました。北山宏光君大好きです (2022年2月12日 10時) (携帯から) (
レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - あやりさん» コメントありがとうございます。2人の幸せを願っていただけて、作者として嬉しいです！笑 (2021年9月30日 0時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
あやり(プロフ) - このお2人に穏やかな幸せが訪れますように...♡ (2021年9月26日 0時) (レス) @page33 id: 379a52cc0f (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - ふみさん» コメントありがとうございます。本編から読んでいただき嬉しいです。うまく書けるかわかりませんが、これからも読んでいただけると嬉しいです(^^) (2021年9月13日 4時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - こんばんは、アフターストーリーありがとうございます!!更新楽しみにしています。 (2021年9月12日 21時) (レス) id: 1827b6c1cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻弓 想
| 作成日時：2021年9月12日 1時
