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F「宏光…っ！」
そうえば今日、熱中症になってバタバタして…朝に解熱剤を飲んだっきり飲めていなかった。
それで、効果が切れかけてきた時にお風呂にも入って熱が上がったかも…
いや、もしかしたら…安心したからかな。
近いのに離れている日々に終わりが見えて…
「平気…だから、傍にいて」
そして、俺は弱く太輔の背中に腕を回す。
F「ごめん…宏光ごめん…っ」
「ん…いーから。これから傍にいてくれたら、過去のことなんてどうでもいいから…」
ふらっと立ちくらみがして、太輔に体重を預けて寄りかかる。
太輔は俺をソファに連れて行き、寝転ばせてくれた。
「ごめん…寝室に薬あるから取ってほしい。それと水…」
そう言うと、太輔は俺の手を握りながら、ボロボロと涙を流して謝り続けた。
F「本当に俺、最低なことしてたんだ…。宏光がこんなになるまで傍にいなかった…宏光が苦しんでた間に俺は…っ」
雑に涙を拭い、ぐっと唾を飲み込んだ太輔は
�牴兇蓮⊇�といたんだよ�瓩噺世辰拭�
F「許せないでしょ…幻滅したでしょ…。今の聞いてやっぱり嫌っていうなら、俺と別れてくれていいから…俺最低だから…っ」
俺は、俺の手を握る太輔の手を上から握りなおす。
「さっきも言ったでしょ…これから傍にいてくれたら、過去のことなんてどうでもいいからって…俺、太輔と別れたら生きていけないよ」
俺は力をふりしめて、体を起こし、もたれかかるように太輔に抱きついた。
F「許せるの…？俺のこと」
「許せるもなにも、怒ってないよ。だってこれからはもうしないでしょ？傍にいてくれるでしょ…？」
F「…しないっ、一生宏光から離れないし、離さないよ…っ」
俺は熱い唇を太輔に重ねる。
お互いの涙でしょっぱかったけど、とても甘いキスだった。
これで永遠繋がっていられる…そう思えるくらいに。
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櫻弓 想(プロフ) - yuzu_さん» コメントありがとうございます！こちらこそ、読んでいただきありがとうございました！ (2021年9月8日 1時) (
レス) id: 6f25ef5bcc (このIDを非表示/違反報告)
yuzu_(プロフ) - とても面白かったです！ありがとうございました！ (2021年9月8日 1時) (レス) id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - ふみさん» コメントありがとうございます！予定より長引いたのと、ずっとほとんど病系だけを書いてきたので、ラブラブシーン的なのは書くのが苦手であまり書けないんです…（笑）申し訳ありません汗 最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました！ (2021年9月8日 0時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - こんばんは、完結おめでとうございます。毎日更新楽しみにしていたので終わっちゃうのは寂しいですがlast良かったです!!…その後もうちょっとラブラブな2人の話も見たかったです!! 笑。素敵な作品をありがとうございました。 (2021年9月7日 23時) (レス) id: 1827b6c1cf (このIDを非表示/違反報告)
櫻弓 想(プロフ) - . 柊月さん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉感謝すぎます（ ; ; ）もうすぐ終わりに差し掛かりますので、更新頑張ります！ (2021年9月6日 20時) (レス) id: 03403d3789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻弓 想
| 作成日時：2021年8月26日 23時
