◆琥牢山 ページ23
『結局………あまり休めなかった』
「………すまぬ」
一行は胡桃堂主に言付けられた通り
石珀を採る為辺りを散策しながら。
「事が事だったからな、皆無理をせず少しずつ登って行こう」
『魈も無理しないでね！また泣き喚くよ』
「それは脅しか？」
『そうだよっ！まだ怒ってるんだからね！』
「ハハっそれは許してやってくれ。原因は俺にある」
『ハハハじゃないっ！二人とも勝手に見てるんだから
どっちかとか私には関係ないの！同罪だよ同罪！』
「ハハハハっ」
『ハハハじゃない！誤魔化すの下手かっっっ』
何なのっこの人っ最近本当笑ってばっかしっっ
絶対私の事おちょくってるっ！
「冗談だ(笑)ちゃんとすまないと思っているぞ？お陰で魈が眠った原因も分かったからな」
『えっ本当！』
「現地に着いたら教えてやる。さて、ここからは険しくなるぞ。ちゃんと着いてこい」
『むっ……はーい』
─────────────………
休息を挟みながら一行は上へと進んでいった。
「ふぅ、ここには何度も足を運んでいるが連日となると流石に疲労が溜まる。二人とも大事ないか？」
『その割にケロってしてるね鍾離さん。休みながら登ったからしんどくはないよ？』
「我も差し支えありません」
「そうか、…この先に採掘出来る場所がある。運が良ければ留雲借風真君に会えるかもしれない」
『…りゅ？…はえ？』
何て？
「留雲借風真君。人前には滅多に見せない仙獣の1人だな」
『あー、魈がいるから？』
「あまり関係ないと思うのだが…」
『この璃月を護って来た人なら会ってみたいなぁとは思うけど、神聖なる仙人様の土地の物を勝手に持って行っていいの？』
「本来なら、この下で見た石珀を持って帰るんだがこの上は眺めも良い。今行く場所の方が上質の石珀が採れるんだ」
『違う違う聞いてるのそこじゃないっ』
たまに鍾離さん論点ずらすの何なの？
まぁ良いなら良いんだけどさっ
「着いたぞ」
『うわぁああ綺麗！確かに下にある石よりこっちのが綺麗』
階段や坂道を登り
木の根元に数カ所、岩壁の下に幾つかその石は輝いてそこに存在した。
『これ、どうやって採るの？固そうだし、変に叩くと品質とか落ちそう』
「ここで俺の出番だ」
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葉(プロフ) - わわわわわっ申し訳ありませんんっありがとうございますっっ！気が付きませんでしたっっ！外しましたっっっ！ご報告ありがとうございます！ (2023年2月8日 17時) (
レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - オリ‘フラ立ってますよ！外したほうが良いと思います｡ (2023年2月8日 11時) (レス) id: 40f7098858 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - あぁあありがとうございますっっ色々書きたい話し沢山あるので頑張って更新出来たらなぁと思います！とても励みになりますご感想ありがとうございました！ (2023年2月7日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - 更新頑張ってください！！！！ (2023年2月7日 16時) (レス) id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - いいですね、この関係性というか話の進み方構成というか、、好きです…… (2023年2月7日 16時) (レス) @page32 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺翠 | 作成日時：2023年2月1日 10時
