【小説】転生者達の高校ライフ (ページ45)

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○45話〈管理人〉ページ45

間違えて能力を使い、彼らを転生をさせてしまった。彼らは無事、｢花見川高校の編入生｣として転生出来た。これで1年間の生活の安全は保証出来る。彼らがイレギュラーな存在である事は自分と”この能力を知っている”人しか知らない。

とりあえずこの世界の説明をし、この世界に慣れてもらうために買い物をさせることにした。子供達をショッピングモールへ送り出した後、部屋へ戻りコーヒーを作って椅子に座った。

ぼーっとしていると、部屋のドアが開き”彼等の担任”が入ってきた。

陽｢…バーソロミュー。｣

バーソロミューこと神城達也。彼も転生者である。他の人の能力を一時的に消しされる能力を持つ。…あ、僕が転生させた訳ではないですよ?!彼は皆さんが想像するような転生の仕方なので…。

達｢ここでは神城達也だ。それより…またやったなー？いきなり学園長からE組を担当してくれって言われたぞ。｣

陽｢申し訳ないです…。｣

達｢全く…。で、手伝ってやれる事あるか？｣

陽｢前と同じ様な感じでお願いします。達也の能力を使って彼等が転生者だとバレないように…守ってあげて下さい。｣

前。神代陽は前にも間違えて転生されてしまったのだ。前回は2人。2人ともいい子だったのでバレずに返すことが出来た。

達｢ま、前例もあったし今回も何とかなるかな。クラス全員転生者なのは異例だけどな。｣

陽｢今回は20人ですからね…。何かあったら僕に相談して下さいね。｣

達｢元々陽が撒いた種だしな。｣

陽｢あはは…すみません。｣

達｢あ、別に迷惑だとか思ってないぞ。これは俺にしか出来ない仕事だからな。｣

陽｢ありがとうございます…！あ、良ければコーヒー飲みながら久しぶりに雑談しませんか？｣

達｢お！じゃあ頂こうかな。｣

今回の子達、無事平和に終わればいいのですが…。2人でコーヒーを飲みながら、彼等の帰りを待つ事にした。