24.another story ページ24
頭がぐらんぐらんと揺れる感覚に目を覚ますと目の前になんだか懐かしい顔があった
『....あ、ユンギヒョン』
YG『あ、ユンギヒョン じゃねえよ』
ユンギヒョンはまだ目の回る俺の肩を支えるとソファにどさっと俺を投げた
YG『おいキムテヒョン』
『....はい?』
YG『俺が連絡してからずいぶん経ってのご帰宅だな』
『あ〜.....気づかなくって...』
YG『目が泳いでんぞ』
見下すように立っているユンギヒョンはやっぱり怒ってるみたいだ
YG『俺とナムジュンがいない間にここで何した』
『えっとぉ〜...あ、結婚式の招待状届けに来ました!』
YG『そういうこと聞いてるんじゃないってわかるよな?』
『....携帯の充電したくてそれっぽい線があったから繋ぎました』
YG『それで?』
『その線につながってる機械が気になって近くにユンギヒョンの汚い字でメモ書きがあったからその通りにいじってみました』
YG『お〜よく俺の汚い字が読めたな。よし特別にお前をもう一度1000年前まで飛ばしてやる』
NJ『まぁまぁヒョン落ち着いて...テヒョナ...体調とか体に変化はない?』
そう言ってどこかから駆け寄ってきたナムジュニヒョンの姿を見るとほっとする
『ん〜ちょっと目が回ってる』
NJ『それくらいで済んだならよかった...テヒョナ、ユンギヒョンが気づかなかったらずっと帰ってこれないままだったぞ』
『ユンギヒョン...』
YG『お前向こうで余計なことしてないよな?』
『...でもみんなの記憶から俺は消えるんでしょ?』
NJ『それはあくまでも計算とか予想から出た結果だから絶対ではないし』
YG『記憶が消えたとしても何らかの影響は出るかもしれないんだよ』
『そうなんだ...』
2人にそう言われてAがジミンに話しかけられたと言っていたのを思い出す
NJ『テヒョナ向こうでどれくらい過ごした?』
『えっと...着いたのが俺の誕生日でさっきまで2月の6日だった』
NJ『38日か...ユンギヒョンやっぱ計算大体あってます』
YG『ったく...』
『計算?』
NJ『向こうでの1日がこっちで何分になるかの計算だよ』
『何分なんですか?』
NJ『24時間の100分の一の時間だから14分40秒くらいだな。テヒョナは38日向こうで過ごしたからまあこっちでは大体9時間たってる』
『9時間!?』
YG『...なんだよ』
時計は10時を指している
どう願っても夜の10時だろう
『ヒョン!説教はまたあとでされに来ます!!じゃ!!』
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おさる - 一回だけじゃなくて何度も見たくなるようなお話でした。次回の小説も楽しみにしています! (2018年9月27日 10時) (レス) id: 61e830c75b (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - らむさん» そう言っていただけて嬉しいです(;;)ありがとうございました! (2018年7月19日 11時) (レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - 感動……すごく面白くて楽しかったです!!映画で見たいくらいです(*^◯^*)大好きなテテでこんな素敵なお話書いてくださったことに感謝です!! (2018年7月19日 1時) (レス) id: a7a9735bca (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ゆんさん» お付き合いありがとうございました(>_<) (2018年7月17日 18時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - とても素敵なお話をありがとうございました^_^ (2018年7月17日 17時) (レス) id: 8e5cc19314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白 | 作成日時:2018年6月23日 18時