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自分が相当おかしいことを言っているのはわかっている
テヒョンさんには素敵な奥さんがいてそもそも過去に来た理由もその奥さんの為
でも私はいつからかテヒョンさんに恋をしていた
多分これが本当に人を好きになるということだと思った
『いいよ』
テヒョンさんは悩む暇もなくそう言った
正直断られると思っていたのでドキッとしてしまう
「いいんですか？」
『うん』
「でも...奥さんに悪いんじゃ」
自分で頼んでおいて今更こんなこと言う私もどうかと思うけど
こっちが心配になるくらいテヒョンさんはケロッとしている
『まあ...それは置いといて、行こ？』
軽くごまかしたテヒョンさんは私の手を引いて歩き出した
平日の遊園地は人がまばらでほとんど並ばずに楽しめそうだった
『どれ乗る？』
「せっかくだし全部乗りましょうよ」
『は〜本当乗り物強いよね...いいよ行こ』
一通り全てのアトラクションに乗り終えるとぐ〜とテヒョンさんのお腹が鳴った
「お腹すきましたね」
『あ〜さすがA俺もお腹すいた』
「お腹なってましたもん笑」
暖房の効いたフードコートに入るとお昼時もあってか少し賑っている
空いている席に腰を下ろして2人で一息つく
『俺ハンバーガ食べるAは？』
「私もテヒョンさんと同じにします」
『おけ待ってて買ってくる』
「え、私行きます毎回ごちそうになっちゃってますし」
『いいから、いいから彼女は彼氏に奢られてなって』
ね？と笑うとテヒョンさんは行ってしまった
彼女と呼ばれたことに恥ずかしさでそわそわしてテヒョンさんを待つ
『あの』
隣の席から声をかけられ振り向くと大学生くらいのカップルが座っていて
声をかけてきたのは可愛らしい女の人だった
「はい...？」
『もしよかったらこれ貰ってくれませんか？私たち急用で帰らなきゃいけなくなっちゃって』
手渡された紙を見てみると
[当選番号○○○ 17：00にお越しください]
と書かれている
「これって何かの乗り物ですか？」
『観覧車なんですけど抽選で当たったカップルしか乗れないハート形のやつなんです』
『あれです、あのポスター』
彼氏さんの指差す方を見てみるとどうやらバレンタインに向けたイベントのようだった
ポスターには1日10組限定と書かれていた
「カップル限定.....」
『えっ...もしかして違いました？』
あわてたようなその女の人はその仕草までも可愛らしい
「いや...ちがくない..です」
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おさる - 一回だけじゃなくて何度も見たくなるようなお話でした。次回の小説も楽しみにしています！ (2018年9月27日 10時) (
レス) id: 61e830c75b (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - らむさん» そう言っていただけて嬉しいです（；；）ありがとうございました！ (2018年7月19日 11時) (レス) id: 6fe35b1797 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - 感動……すごく面白くて楽しかったです！！映画で見たいくらいです(*^◯^*)大好きなテテでこんな素敵なお話書いてくださったことに感謝です！！ (2018年7月19日 1時) (レス) id: a7a9735bca (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ゆんさん» お付き合いありがとうございました(>_<) (2018年7月17日 18時) (レス) id: 67f3dc7c68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - とても素敵なお話をありがとうございました^_^ (2018年7月17日 17時) (レス) id: 8e5cc19314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白 | 作成日時：2018年6月23日 18時
